五泉市での有機農業の取り組み
ごせんオーガニックビレッジ
近年、肥料価格や原油の高騰、農業者の高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加等が懸念されている一方で、食の安全・安心についての関心は高まっています。この現状を踏まえ、農林水産省は「みどりの食料システム戦略」を策定し、有機農業を推進するとともに、有機農業に取り組む産地(オーガニックビレッジ)の支援をしています。
五泉市では、この「みどりの食料システム戦略」をふまえ、有機農業に地域ぐるみで取り組む産地「ごせんオーガニックビレッジ」として有機農業を推進し、持続可能な農業の確立を目指していきます。
※有機農業…化学的に合成された化学肥料・農薬や遺伝子組み換え技術を利用しないことを基本として、農業生産による環境への負荷をできる限り減らした農業のこと。
ごせんオーガニックビレッジの取り組みの3本柱
五泉市では生産者、JA、新潟県、NOSAIなど関係機関で組織する五泉市有機農業推進協議会を設立し、持続可能な農業の確立へ向け、3つの取組を進めていきます。
・有機農業産地づくり
有機農業栽培技術を活用した米を生産することで、五泉産米のブランド化を図り、新たな付加価値をつけます。
・小中学校給食への活用
生産した米を学校給食で提供し、子供や保護者を中心に市民の皆さんへ有機農業の周知を図り、認知度向上、地産地消へつなげます。
・安定的な販路の確保
旅館やレストランなどへ有機栽培作物の需要意向調査を行い、安定的な販路の確保に努めます。
有機農業栽培技術の効果検証
五泉市では有機農業を推進し、持続可能な栽培技術の確立と普及のため、令和6年度より市内4カ所の圃場で実証を行っています。
実証の様子や、実演会の情報については下記リンクをご覧ください。
紙マルチ田植え機を使用した実証圃での田植えの様子
乗用除草機を使用した実証圃での除草の様子
- この記事に関するお問い合わせ先
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五泉市役所 農林課
郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-43-0390
最終更新日:2024年07月30日