合併処理浄化槽できれいな水環境を守りましょう
水質汚濁の主な原因は生活雑排水です
生活雑排水とは、家庭の台所や洗濯、風呂などから出される排水です。
トイレからの汚水(し尿)のみを処理する単独処理浄化槽や汲み取り式便槽では、生活雑排水が処理されずに河川などに流れ込んでいるため、水質汚濁の原因のひとつとなっています。
合併処理浄化槽へ転換しましょう
一般家庭のし尿と生活雑排水を合わせた生活排水の汚れの量は、1人1日当たり約40g※です。
単独処理浄化槽は、し尿だけを処理して、生活雑排水を処理していません。このため、合併処理浄化槽に比べて、汚れの排出量が8倍にもなります。
きれいな水環境を守り、水質汚濁を防止するためにも、生活排水をすべて処理できる合併処理浄化槽への転換をお願いします。
なお、水環境を守ることを目的として、平成12年に浄化槽法が改正され、単独処理浄化槽の新設は原則として禁止となり、既に設置されている単独処理浄化槽の使用者は、合併処理浄化槽への転換等に努めるものとされています。
一般家庭の生活排水の汚れの量(1人1日当たり)
処理施設名 |
機能 |
処理前の汚れ |
処理後の汚れ |
結果 |
単独処理浄化槽 |
し尿:○ 雑排水:× |
【40g】 し尿:13g 雑排水:27g
|
【32g】 し尿:5g 雑排水:27g |
合併処理浄化槽の 8倍の汚れに! |
合併処理浄化槽 |
し尿:○ 雑排水:○ |
【4g】 し尿:1.3g 雑排水:2.7g |
汚れを 90%以上除去 |
※1人が1日に流す水質汚濁物質の量をBOD(生物化学的酸素要求量)で表したものです。BODとは、微生物が水の汚れを分解するときに使う酸素の量です。数値が大きいほど水が汚れています。
合併処理浄化槽の設置費用を補助しています
家庭用の合併処理浄化槽を設置する人に、費用の一部を補助しています。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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五泉市役所 環境保全課
郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-41-0006
最終更新日:2022年01月28日