文化財散策コース(村松エリア)

1.八幡宮本殿【県指定有形文化財(建造物)】

八幡宮本殿

昭和61年3月28日指定

矢津八幡宮は、征夷大将軍としてこの地を訪れた坂上田村麻呂が大同2年、戦勝祈願のため祀ったと伝えられています。江戸時代には村松藩五社のひとつとして優遇され、武人の守護神として信仰を集めました。

2.住吉神社(本殿・拝殿)【市指定有形文化財(建造物)】

住吉神社

平成4年6月29日指定

大同元年に祀られたと伝えられる古社です。もともと市神として祀られていましたが、寛文2年に村松藩主堀直吉が堀家の祖霊を祀り、村松藩五社のひとつとして優遇しました。

3.村松郷土資料館

村松郷土資料館

資料館では、村松藩や堀家ゆかりの資料をはじめとして、村松の歴史や文化、産業などあらゆる資料を収蔵し展示を行っています。

1階展示室は村松藩について、2階特別展示室は、かつて村松を中心にこの周辺の地域を結んだ蒲原鉄道や産業、文化について紹介しています。

4.周防杉【市指定天然記念物】

周防杉

昭和51年2月27日指定

長橋集落の羽黒神社境内に立つご神木です。樹齢900年以上と伝えられ、高さは35m、幹回りは6.9mにもおよびます。

5.牧の衛守スギ【県指定天然記念物】

牧の衛守スギ

昭和50年3月29日指定

牧集落の八幡宮境内にあり、背の低い木が生い茂った斜面に立つ大きな杉です。牧の八幡宮は康平7年に創建されたと伝わる古社であり、衛守スギは古くからご神木として、地域の人々に親しまれてきました。

6.慈光寺虚空蔵堂【国登録有形文化財(建造物)】

慈光寺虚空蔵堂

平成24年2月23日登録

虚空蔵堂は、奈良時代の僧・行基が刻んだ虚空蔵尊を、当時にお堂を建立して安置したことから始まると伝えられています。地域では「別所の虚空蔵様」と呼ばれて大変親しまれています。

7.慈光寺のスギ並木【県指定天然記念物】・慈光寺【国登録有形文化財(建造物)】

慈光寺のスギ並木

昭和50年3月29日指定

曹洞宗越後四ヶ道場のひとつとして、古くから信仰を集めてきた名刹、慈光寺。その500mに渡る参道には、樹齢300年から500年といわれるスギが136本並んでいます。

慈光寺

平成24年2月23日登録

応永10年頃、傑堂能勝によって中興開山され、江戸時代には越後四ヶ道場のひとつとして繁栄しました。建物は宝暦5年の火災に再建したもので、本堂は宝暦13年、庫裏は宝暦9年、禅堂及び衆寮、山門、回廊、経蔵は江戸時代後期の建築です。

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最終更新日:2020年12月03日