文化財散策コース(市内全域)
1.子安延命地蔵尊【市指定有形文化財(彫刻)】
昭和43年5月4日指定
子どもを抱えているところから子安のお地蔵様と親しまれている大石仏です。この地蔵尊は、日本に3体とない地蔵尊を建立するという六十六部の誓いによって、土倉山(現在の加茂市)から掘り出した大石で造られたものです。
2.五泉八幡宮 大江廣海歌碑【市指定有形文化財(書跡)】・五泉城址
昭和45年1月14日指定
大江廣海は、江戸時代、越後・佐渡出身者で唯一全国的な国学者・歌人となった人です。この歌碑は、明治時代に建立されたものです。
かつて八幡宮の場所には五泉城があり、天正11年に上杉景勝の家臣である甘糟備後守景継が護摩堂山城(田上町)から移り城主を務めました。
3.上郷屋のオハツキイチョウ【県指定天然記念物】
平成19年3月23日指定
上郷屋集落の諏訪神社境内にある大きなオハツキイチョウです。大きさは目通り7.5m、高さ20m、枝張り南北18m、東西19m、推定樹齢500年以上という老木であり、現在も樹勢は盛んです。
4.切畑の乳銀杏【県指定天然記念物】
昭和33年3月5日指定
切畑集落の観音堂境内にそびえる雄イチョウの大木。幹の周りからは数十本の乳柱が垂れ下がっていることから、乳銀杏と呼ばれています。樹高約40m、幹回りは約12mあります。
5.八幡宮本殿【県指定有形文化財(建造物)】
昭和61年3月28日指定
矢津八幡宮は、征夷大将軍としてこの地を訪れた坂上田村麻呂が大同2年、戦勝祈願のため祀ったと伝えられています。江戸時代には村松藩五社のひとつとして優遇され、武人の守護神として信仰を集めました。
6.村松郷土資料館
資料館では、村松藩や堀家ゆかりの資料をはじめとして、村松の歴史や文化、産業などあらゆる資料を収蔵し展示を行っています。
1階展示室は村松藩について、2階特別展示室は、かつて村松を中心にこの周辺の地域を結んだ蒲原鉄道や産業、文化について紹介しています。
7.慈光寺のスギ並木【県指定天然記念物】・慈光寺【国登録有形文化財(建造物)】
昭和50年3月29日指定
曹洞宗越後四ヶ道場のひとつとして、古くから信仰を集めてきた名刹、慈光寺。その500mに渡る参道には、樹齢300年から500年といわれるスギが136本並んでいます。
平成24年2月23日登録
応永10年頃、傑堂能勝によって中興開山され、江戸時代には越後四ヶ道場のひとつとして繁栄しました。建物は宝暦5年の火災に再建したもので、本堂は宝暦13年、庫裏は宝暦9年、禅堂及び衆寮、山門、回廊、経蔵は江戸時代後期の建築です。
8.住吉神社(本殿・拝殿)【市指定有形文化財(建造物)】
平成4年6月29日指定
大同元年に祀られたと伝えられる古社です。もともと市神として祀られていましたが、寛文2年に村松藩主堀直吉が堀家の祖霊を祀り、村松藩五社のひとつとして優遇しました。
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最終更新日:2020年12月03日