大蔵遺跡

史跡
五泉市大蔵字大沢 五泉市 (昭和43年 市指定)
常時公開(出土遺物は五泉市総合会館(休館日有り)に一部展示)

大蔵遺跡から出土した栄光杯と名付けられた土器の写真

この遺跡は昭和29年に発見され、昭和35年から2か年にわたって調査を行い「大蔵遺跡」と名づけました。調査は日本考古学協会員上原甲子郎氏・東京大学人類学教室磯崎正彦氏等の専門家によっておこなわれました。その結果、今より約5千年前の縄文時代中期の遺跡であることが立証されました。しかも縄文人のたて穴住居跡を2か所発見し、土器や石器が多量に出土しました。

昭和36年には国の文化財調査官斎藤忠氏が視察され、石組遺構と土器の関係から県下はもちろん、我が国の東北部においても唯一、無二の遺跡であると折り紙がつけられました。学術上縄文時代の生活様式を知る上で貴重な遺跡です。

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最終更新日:2023年12月14日