さといも
きめ細かな白肌と独特のぬめりで人気の「帛乙女」(きぬおとめ)。
五泉では、昔から各農家で自家野菜として、さといもを栽培してきました。
昭和45年、稲作の減反政策などを受け、本格的な栽培に取り組み始めました。その後、生産者の長年にわたる品種改良、種芋維持の努力によって、品質を確立してきました。
そして、昭和62年には県内で唯一『国の指定産地』を受け、生産量も県下一となっています。
また、平成、令和と、2度にわたって天皇陛下御即位に伴う大嘗祭の献上品にも選ばれております。
年度 | 作付面積 (ヘクタール) |
出荷量 (トン) |
---|---|---|
平成27年度 | 79.2 | 1177 |
平成28年度 | 81.9 | 1,172 |
平成29年度 | 78.7 | 1,262 |
平成30年度 | 73.7 | 988 |
令和元年度 | 72.1 | 1,018 |
令和2年度 | 69.6 | 948 |
令和3年度 | 65.7 | 978 |
五泉のさといも豆知識
五泉のさといもはなぜおいしいの?
五泉のさといもは、大和早生(やまとわせ)という丸芋系品種で、およそ20年余りにおよぶ品種改良を組み入れた栽培を経て、優良品質を作り上げてきました。
肌が白くきめ細かで、食べるとまろやかなぬめりのある食感を持っています。他の産地とは比べものにならないほどと、生産者も自負する逸品です。
また、阿賀野川が運んできた肥よくな土壌も、おいしいさといもを育てるのに重要な役割を担っています。
五泉の名品『帛乙女』(きぬおとめ)
五泉のさといもの特徴である白さときめ細かさを、日本三大白生地産地である地元五泉産の『絹織物』の帛にたとえ、乙女のような愛らしさで、人々に親しんでもらえるようにと名付けられたものです。
さといもを使った料理
- さといも汁(通称:いも煮)
- 芋の煮っころがし
- 煮しめ
- おでん
- のっぺ(新潟の郷土料理)
- きぬかずき(さといもに酢味噌をつけたもの)
- さといもコロッケ(ジャガイモの代わりに使用)
- さといものおやき(具を包み込む生地に使用
主な取扱い先
新潟県内、関東、関西
- この記事に関するお問い合わせ先
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五泉市役所 農林課
郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-43-0390
最終更新日:2022年09月27日