五泉市水田土づくりマップ

五泉市内の水稲土壌調査結果をとりまとめ、「土づくりマップ」を作成しました。

〇水稲病害虫予察調査ほ(62カ所)の土壌を採取・分析し、地区ごとに平均値を算出してマップを作成しました。(令和5年12月作成)

〇水田の管理状況等が異なることから、各地区のすべてのほ場に当てはまるものではありません。全体の傾向をつかむ資料としてご活用ください。

 

前回調査(平成24年3月マップ作成)と同様に、市内全域で「ケイ酸」や「鉄」の不足が認められました。また、多くのほ場で「石灰(カルシウム)」が不足し、土壌の酸性化が進んでいることも確認できました。

ケイ酸は倒伏や高温ストレスの軽減、病害虫に対する抵抗性の増加等に、鉄は硫化水素等有害成分から根を守り、秋落ち現象を改善する効果があります。

石灰はイネの生長や根の伸長に重要な役割を果たします。

不足した成分を補うため、堆肥等の有機物や土壌改良資材の施用、もみ殻の活用、稲わらの秋すき込みなどを実践し、五泉産米の生産安定と品質向上を実現しましょう。

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最終更新日:2023年12月20日