地球温暖化防止に向けて取り組もう-COOL CHOICE-

親子でつくる!エコキャンドル講習会を開催しました

キャンドル講習会1

新潟県地球温暖化防止活動推進員の松井聡さん、田島嘉夫さん、新潟県地球温暖化防止活動推進センターの南場貴美子さんを講師に迎え、地球温暖化防止の取組の一環として、食廃油を利用したエコキャンドルを作りました。親子で相談しながら色付けや飾り付けを行い、色とりどの素敵なキャンドルが出来上がりました。参加した親子からは、「楽しかったね!また作ろうね!」とのお声をいただきました。

キャンドル講習会2
キャンドル講習会3

親子でつくる!エコキャンドル講習会を開催します(終了しました)

キャンドル

日時 : 令和元年6月16日(日曜日) 午前9時30分~

会場 : 粟島ふれあい館 料理室

講師 : 新潟県地球温暖化防止活動推進員

定員 : 小学生の親子ペア8組

持ち物 : エプロン

             キャンドル用の空き瓶(2個まで)

申込方法 : 市役所環境保全課までお電話ください

                (電話番号 0250-43-3911)

                  ※6月7日(金曜日)締め切り

(画像)JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センターより

 地球の温暖化とは,温室効果ガスが大気中に大量に放出され,地球全体の平均気温が上昇する現象のことです。

 近年,産業の発展や森林開拓,生活向上に伴うエネルギーの大量消費等から,温室効果ガスの濃度が急増し,大気中に吸収される熱が増えたことにより,地球規模での気温の上昇(いわゆる「地球温暖化」)が進行しています。

 国連気候変動に関する政府間パネル(通称:IPCC)は,第6次評価報告書において温暖化による将来のリスクを示すとともに,気候システムの温暖化は疑う余地がなく,また,その原因が主に経済成長や人口増加からもたらされた人為起源の温室効果ガスの排出としています。

(画像)JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センターより

 そのため,地球温暖化を防止するためには,将来に向けて,温室効果ガスの排出量の削減が求められています。
 

※IPCC…UNEP(国連環境計画)とWMO(世界気象機関)によって1988年11月に設置された,各国の研究者が政府の資格で参加して地球温暖化問題について議論を行なう公式の場です。地球温暖化に関する最新の自然科学的および社会科学的知見をまとめ,地球温暖化対策に科学的基礎を与えることを目的としています。

日本は、2030年度までに温室効果ガスを2013年度比で46%削減することを目指すこと、さらに50%の高みに向けて、挑戦を続けていくことを国際社会へ表明しています。

令和3年「地球温暖化対策計画」では、温室効果ガス46%削減達成のため、業種別でそれぞれ削減目標を掲げました。その内訳では、産業部門が約38%、業務その他部門で約51%、家庭部門で約66%、運輸部門で約35%となっています。

2030年度に向けて、それぞれの分野で、この水準の目標を達成することが求められています。

日本は、2030年度に温室効果ガスの排出量を2013年度比で46%削減するという目標達成のため、省エネ・低炭素型の製品への買替・サービスの利用・ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策に資する「賢い選択=COOL CHOICE(クール チョイス)」という取組みを展開しています。

未来にために、「賢い選択」を、一人ひとりができることから取り組んでいくことが重要です。

クールビズ

地球温暖化対策のため、冷房時の室温を28℃で快適に過ごせる軽装や取組を促すライフスタイルが「COOL BIZ(クールビズ)」です。
28℃を目安に、冷房時の外気温や湿度、建物の状況、体調等を考慮しながら、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理をしましょう。

※「クールビズ」で呼び掛けている「室温28℃」は冷房の設定温度のことではありません。また、必ず「28℃」でなければいけないということではなく、冷房時の外気温や湿度、「西日が入る」などの立地や空調施設の種類などの建物の状況、室内にいる方の体調等を考慮しながら、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理の取組みをお願いします。

クールシェア

夏の昼間における家庭のエアコン使用を減らす取組みのひとつが、「COOL SHARE(クールシェア)」です。

 家のエアコンを消して、図書館等の公共施設や、お気に入りの木陰、行きつけのお店など、落ち着ける場所に出かけることで、各家庭のエアコン消費量を減らすことができます。

グリーンカーテン

グリーンカーテンとは、つる性の植物を壁や窓にからませることで夏の強い日差しを遮ぎる自然のカーテンです。ゴーヤなど、実のなる植物を植えれば、日差しを遮るだけでなく、料理して楽しむこともできます。

グリーンカーテンのここがすごい!

  1. 日射の熱エネルギーを約80%カット
  2. 葉の蒸散作用で放射熱を抑える
  3. 家の周囲の表面温度を抑える夏の強い日差しを遮る

エコドライブ

エコドライブで人と環境にやさしい運転を心がけましょう。自動車運転の際、ふんわりアクセルやアイドリングストップ等のエコドライブを実践すると、燃料消費量を最大で約1/4削減できるというデータもでています。エコドライブは燃費も良くなり経済的、そして加減速の緩やかな周囲に気を配った運転を実践することで交通事故も減り、安全にもつながります。

チョイス!エコカー

市内では、自動車による移動が欠かせないものとなっていますが、その際、少しでも自動車利用に係る環境負荷を軽減するため、環境にやさしい車(エコカー)を選択しようという取り組みです。

エコカーには、電気自動車、ハイブリッド車やクリーンディーゼル車等がありますが、特に、電気自動車については、走行時に温室効果ガスや大気汚染物質を出さない、環境にやさしい車とされています。

五泉市では、電気自動車の充電設備を4箇所の公共施設に設置しており、利用いただくことができます(有料)。

電気自動車をお持ちの方は、是非ご利用ください。

ウォームビズ

暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイルが「WARM BIZ(ウォームビズ)」です。目安として20℃と設定していますが、ウォームビズはあくまで適切な暖房使用を呼びかける取組みです。できる範囲で、工夫して取組みましょう。

ウォームビズのコツ
  • 首、手首、足首の「三つの首」をあたためましょう
  • お風呂上がりには一枚多く羽織りましょう
  • ひざ掛けやストールを活用しましょう 
  • 家族や友達と集まって鍋を楽しみながら、からだも室内もあたたかく
  • 一部屋に集まって他の部屋の暖房や照明はオフ
  • 冬が旬のもの、根菜類、しょうがなど、からだをあたためる食材にもこだわりを
  • 「地産地消」で地元も元気に。流通に係るCO2排出も削減できます
  • 「湯たんぽ」や「毛足の長いスリッパ等」で暖房に頼りすぎない工夫をしましょう

 

ウォームシェア

 余分な暖房を止めて、みんなでひとつの部屋、場所に集まることでエネルギーを節約するのが「WARM SHARE(ウォーム シェア)」。です。

 たとえば、個別の部屋の暖房は止めて街へ出かけて、図書館などの公共施設、温泉、レクリエーション施設などを利用すれば、全体としてエネルギーの使用量を抑えることができます。

省エネ住宅で快適に過ごそう

 日本のCO2排出量のうち、住まい(家庭部門)からのCO2排出量はその16%を占め、特に、居住中のエネルギー消費を減らすことは、CO2削減を大きく促すと言われています。

 省エネ住宅は地球にやさしいだけでなく、家族が快適、健康に、そして経済的に暮らせます。その家で暮らす家族が喜ぶ家づくりを賢く選択して、快適に生活を送りませんか?

家電は省エネ5つ星を

家電を買い替える際には、省エネ性能の高い製品を選ぼうという取組みです。

省エネ性能は、省エネルギーラベルで表示されている星の数が多いほど省エネ性能が高く、5つが最高値となっています。

もちろん、予算の都合もあるとは思いますが、利用人数、サイズ、値段のほかに、省エネ性能についても、考慮してみてはいかがでしょうか。

あかり未来計画

 なるべく早期に省エネ性能に優れたLED照明や有機EL照明等高効率な照明製品への切替えようという取組みです。

 家庭やオフィスにはたくさんの照明があるため、ひとつひとつは小さくても電気使用量は全体として大きくなります。

 逆から言えば、高効率な照明製品への切替えが進むば、大きな節電効果も期待できるということになります。

 照明での小さな省エネの積み重ねが、効果的な節電とCO2の削減につながります。

宅配便をできるだけ1回で受け取りませんか

宅配便の再配達は、配送車の約2割にも上っており、環境負荷の増加や社会的損失を招いていることから、再配達削減に向けての新たな取り組み「COOL CHOICEできるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~」が平成29年3月に環境省で立ち上がりました。

私たち消費者もこうした社会的損失について、幅広く理解をし、問題解決に参加していくことが重要です。

私たちにできること
  1. 相手に送るとき
    • 相手に事前に伝える
    • 相手の受け取りやすい日時を確認する
  2. 自分に送るとき
    • 自分が受け取る時間帯を指定
    • ご自宅の近くや通勤経路などに受け取れる場所があれば、事前にそこを指定
  3. 自分が受け取るとき
    • 宅配事業者などの受取サービスを利用する
    • 再配達で、受け取る場所・時間帯を指定

スマートムーブ

移動に伴うCO2排出量は生活全体の約4分の1を占めており、移動を見直すことは地球温暖化対策のために大きな意味があります。エコだけでなく、健康・快適にも寄与する新たなライフスタイル「smart move(スマートムーブ)」にチャレンジしてみませんか。

  1. 公共交通機関(電車、バス等の公共交通機関) を利用しよう
    • 電車やバスなどの公共交通機関は、CO2排出量が少ない移動手段です。通勤や通学はもちろん、旅行やちょっとした外出なども電車やバスの利用を心がけてみましょう。
    • 公共交通機関の時間の正確さは、日本が世界に誇れるもののひとつ。目的地に正確な時間に到着できる公共交通の利便性は、他の移動手段に替え難いもの。
    • 駅階段の上り下り、駅までの徒歩移動など、健康面でもプラスになります。
  2. 自転車、徒歩を見直そう
    • CO2を全く出さない移動方法である、自転車や徒歩。そんなエコ移動こそ、究極のsmart moveです。
    • 「健康」、「かっこいい」などといった視点から、自転車や徒歩での移動が見直されています。 
  3. 自動車の利用を工夫しよう
    • エコドライブを実践すると、燃料消費量を最大で約1/4削減できるというデータもでています。また、エコドライブにより加減速の緩やかな周囲に気を配った運転を実践することで交通事故も減り、安全にもつながります。
    • 自動車の買い替えをお考えの方はぜひエコカーへの乗換えを検討されてみてはいかがでしょうか。エネルギー消費を抑えることでランニングコストを節約できます。
  4. 長距離移動を工夫しよう
    • 旅行や出張等では、目的地への到着時間が正確である新幹線などの公共交通機関の利用や、旅行先ではバス、電車、自転車などの観光ツアーを選択するなどCO2を削減できる要素はたくさんあります。
    • 旅先での自動車の利用はエコドライブで。
  5. 地域や企業の移動・交通におけるCO2削減の取組に参加しよう
    • 近隣の人と同じ車をシェアして必要な時だけ使う「カーシェアリング」
    • 街中を共用の自転車でスムーズに移動できる「コミュニティサイクル」
    • 自動車を駅周辺の駐車場に停めて(Park)、電車やバスに乗り換えてもらう(Ride)取組「パーク&ライド」
    • 荷物を送ろうとする際、輸送時のCO2排出量を減らす努力をしている輸送会社を選択する「エコ輸送」

平成30年度より、地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」に、五泉市も賛同しています。市庁舎をはじめ広く周知を図り、地球温暖化対策に努めます。

この記事に関するお問い合わせ先

五泉市役所 環境保全課

郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-41-0006

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最終更新日:2024年02月08日