年頭のあいさつ
市民の笑顔が花咲く五泉市へ
新潟県五泉市長 田邊 正幸
みなさまにおかれましては、新たな夢をもって新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。
日頃より、「訪れてよし、住んでよし」の五泉市の発展のため、ご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、元日の夕刻、能登地方を震源とする地震が発生しました。被災された方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。五泉市も震度5弱を観測し、市内各地でブロック塀の倒壊、屋根瓦の落下などの被害が起きました。被災された市民のみなさまへお見舞い申し上げますとともに早期の復旧、復興に力を尽くしてまいります。
昨年の夏の異常高温や暮れの短時間での降雪など、異常気象はときに災害を引き起こし人々に多大な影響を及ぼしています。今年は新潟地震から60年など、新潟県で発生した大災害の節目の年と重なります。今般の大地震、また過去の災害での記憶と災害から得た教訓・備えの必要性を伝え、防災力の向上に取り組んでまいります。
ところで、メディアなどへの情報発信により五泉の知名度は向上しつつも長年憂慮する人口は年々減少し歯止めがかかっておりません。人口の減少を増加へ転換させることは一足飛びでは叶いませんが、今後とも移住・定住につながる交流人口、関係人口の拡大など新しい着想と発想をもって取り組みを進めてまいります。また、子どもから高齢者まで全世代が笑顔で過ごせるよう、迅速で切れ目のない施策の展開により、五泉に住んでよかったと誰もが実感できるまちの実現に向け、私を含め市職員と一丸になり努めてまいります。
本年が市民のみなさまにとりまして、笑顔が花咲く素晴らしい一年になりますよう心より祈念いたします。
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最終更新日:2024年03月13日