「マイマイガ」
6月下旬から7月中旬頃から発生します。
平成26年度の夏季に、五泉市でも、五泉駅前・今泉・村松学校町・市役所本庁建物・猿和田周辺で特に多くの群生が確認されました。
「マイマイガ」とは

- 卵塊(右の写真)
3~5センチメートル程度の茶色
1つの卵塊に数百個の卵がある。
前年に産み付けられたものが4月頃に孵化する。 - 幼虫
孵化後は黒い5ミリメートル程度の大きさ。
脱皮を繰り返すと7センチメートル程度の黄色からオレンジ色になる。
植物の葉を食べる。
概ね2か月程度。 - さなぎ
数センチメートル程度で黒色。
物陰などに隠れている。
10日程度で孵化する。 - 成虫
オス:体長2~3センチメートル程度、灰色から茶色
メス:体長5~6センチメートル程度、白から灰色
6月から8月の間に発生。
夜間には街頭などの光に集まりやすい。
一週間から10日程度の寿命。
7月から8月頃に産卵する。
毒はないと言われていますが、稀に皮膚炎を起こすことがあるので、肌で直接触らないようにして下さい。
発生原因は
現在のところは不明です。
約10年周期で大量発生し、一度発生すると2~3年継続することがあると言われています。
防除方法は
卵塊の除去・幼虫対策が大量発生に最も効果的です。
卵塊は、ペットボトルを半分に切ったものや塵取りなど先が平らなもので壁などから剥がすことが出来ます。
高所など人の手が届かない場所は、水道の高圧ノズルで剥ぎ落すことが出来ます。
作業の際は鱗粉が目や鼻のどに入らないよう、ゴーグルとマスクの着用をしましょう。
幼虫には、ガ類用の殺虫剤(スプレー類等)が効果的です。
成虫にもスプレー状の殺虫剤の効果があります。鱗粉が飛散する恐れがある場合、よく集まる場所に、粒状の殺虫剤を置くことも効果的です。
光があるところに集まる習性がありますので、可能な範囲で照明を消灯する。夜間には窓を閉める、カーテンを閉めるなどの対策があります。
防除などの支援
市内の町内に対して薬剤散布用の器具の貸し出しを行っています。
動力噴霧器(リアカー型)と背負い式手動噴霧器を貸出します。予約状況によっては直ぐに貸し出せないことがありますので、事前に下記までお問い合わせください。
市内の町内に対して幼虫防除用の薬剤の購入補助を行っています。
薬剤購入費のうち、消費税を除く金額の半分を補助します。
詳しくはお問い合わせください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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五泉市役所 環境保全課
郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-41-0006
最終更新日:2018年03月19日