実施設計（交流拠点複合施設）

【実施設計の経緯】
平成29年に複合施設の企画・提案内容を審査する公開プロポーザルを一般公開で実施し、そこで選定された設計業者からの提案内容を基に、生涯学習と産業振興の機能を併せ持つ複合型施設について検討を重ね、平成30年3月に基本設計が完成しました。
その後、複合施設としての可能性を最大限発揮できるよう関係機関と協議を進め、実施設計が完成したのでお知らせします。

令和元年度は、施設の管理運営を円滑に実施するための開館準備を進めるとともに、造成工事及び建築工事に着手する予定です。

「生涯学習と芸術文化の振興」「観光と連動した産業振興」「子どもの遊び場などの休憩施設」の3つの機能を併せ持つ施設を整備します。
シャクナゲ・ボタン・シャクヤクの花の名所として知られる東公園との一体的な利活用により、子どもから高齢者まで誰もが気軽に集える『憩いの場』と、観光や花シリーズ等のイベントとの連携による『賑わいの場』を創出します。

建設地は東公園隣り、敷地面積は23,441.43平方メートル、施設は延床面積3,744.18平方メートル、木造平屋建て、ホール部分が鉄筋コンクリート造一部3階建てで、「生涯学習エリア」「産業振興エリア」「共用エリア」の3つのエリアに分かれており、建築費約28億円となる見込みです。

【1】多目的ホール(1,064平方メートル）

客席数500席(うち2階席117席、車イス席4席)を備え、音楽演奏や演劇などを開催するホールとしてはもちろん、客席を収納すれば約500平方メートルのワンフロアとなり、さまざまな催しでの利用が可能です。

↑多目的ホールのイメージ

【2】多目的室1(74平方メートル)

壁に大きな鏡を設けており、文化活動の日常的な練習や稽古での利用のほか、会議など多様な利用が可能です。
 

【3】多目的室2(33平方メートル)

防音機能を備え、楽器や歌唱などの練習や稽古での利用ができます。
 

【4】楽屋1(16平方メートル)、楽屋2(19平方メートル)

可動間仕切り壁を外せば1室として使用でき、楽屋以外の利用も可能です。
 

自由にレイアウト可能なワンフロアとしており、様々な出店状況に対応できます。

↑産業振興エリア及びガレリアのイメージ

【8】産地直売スペース(218平方メートル)

農産物や農産加工品、特産品などを販売します。
 

【9】産業展示スペース(53平方メートル)

伝統産業である絹織物及びニットなどを展示販売します。
 

【10】飲食店舗スペース(92平方メートル)

地元の農産物や農産加工品などを使用した軽食や飲み物などを提供するレストランです。
 

【5】ガレリア（575平方メートル)

高い天井による広々とした明るい空間により、市民が自由に過ごせる全館のロビー空間として来館者を迎えます。また、施設全体を使った楽しい催しができる臨時のイベントスペースとしても活用します。
 

【6】子どもの遊び場(173平方メートル)

木の梁を利用したネット遊具や木製の広いすべり台、クライミングウォールなど特徴的な屋内遊具を備えるとともに、小さな子どもも安心して遊べるように、専用のスペースを設けています。また、子どもを見守りながら座ることのできるベンチを備えており、雨や雪の日でも親子で楽しく過ごすことができます。

↑子どもの遊び場のイメージ
 

【7】24時間トイレ(104平方メートル)

夜間のドライバーも立ち寄り可能で、24時間いつでも利用できます。
 

【11】都市の広場(1,455平方メートル）

県道に面して産地直売スペースと連続する大きな広場を配置し、天気の良い休日にはフリーマーケットなど様々なイベントが行われ、多くの人が集うことのできる広場です。車で通りかかる人も思わず立ち寄りたくなるような、賑わいと活気あふれる広場として利用します。
 

【12】緑の広場(2,447平方メートル)

大型遊具を設置し、子どもが元気に遊びまわれる広場です。
 

【13】中庭(272平方メートル)

普段は休憩や飲食などができ、臨時のイベントスペースとしても活用します。
 

【駐車場(6,027平方メートル)】

普通自動車186台、車イス用自動車3台、大型バス9台、自動二輪14台、自転車・原付16台
 

■施設建設に関するお問い合わせ
五泉市役所 都市整備課
郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号：0250-43-3911（代表） ファクス：0250-41-0006

■開館準備に関するお問い合わせ
五泉市教育委員会 生涯学習課
郵便番号959-1862
新潟県五泉市旭町7番11号
電話番号：0250-42-5195 ファクス：0250-43-4190