花・球根

五泉は花き球根の産地として、質、量とも全国トップクラスに名をつらねています。
五泉市における球根栽培の始まりは昭和初期で、昭和24年には巣本村球根組合(現=五泉市花卉球根組合)が設立され、以降栽培農家や面積の拡大を図りながら現在に至っています。
チューリップ・ユリなどの植え方(新潟県花卉球根農業協同組合)
チューリップ
五泉は、県内でも有数のチューリップの産地です。
五泉の巣本地区は、阿賀野川と早出川にはさまれたところにあり、その昔川が氾濫したことで、砂地の土壌となり、チューリップの栽培にたいへん適しています。
このチューリップを出荷するだけでなく見て楽しんでもらおうと、市では生産者に依頼してチューリップの畑を巣本地区の1ヶ所に集め、チューリップまつりを開催しています。

チューリップの豆知識
連作はできません
チューリップは同じ畑で続けて栽培することができません。これは土の中に病気が出るためです。そのため、チューリップまつりも毎年少しずつ場所を変えながら開催しています。近年は巣本地区一本杉地内の数ヶ所を選び、5年程度のサイクルで会場を変えています。
花摘みは春の風物詩
チューリップ畑のチューリップは、球根を育てるために栽培されているものです。そのため、球根に栄養がいくよう、花が散る直前に、手で花を摘んでしまいます。もったいない気もしますが、毎年の春の風物詩です。その後土の中で球根を太らせ、6月末ころに収穫します。
年度ごとの作付面積と出荷量
年度 | 作付面積 (ヘクタール) |
出荷量 (万球) |
---|---|---|
平成28年度 | 9.7 | 250.0 |
平成29年度 | 9.7 | 231.0 |
平成30年度 | 9.3 | 252.6 |
令和元年度 | 9.3 | 230.6 |
令和2年度 | 8.1 | 250.7 |
令和3年度 | 7.9 | 221.3 |
令和4年度 | 7.6 | 188.8 |
ぼたん

牡丹(ぼたん)栽培の歴史も古く、県内の生産量のほとんどが五泉から出荷されています。
五泉市花木まつり
4月から5月にかけて、五泉市東公園では花の季節を迎えます。
『シャクナゲ』の開花から、『ぼたん』、『しゃくやく』へと大輪の花がつぎつぎに咲きそろいます。
ふるさと納税でも提供中
チューリップ、ユリの球根、ボタンの苗木などは、五泉市のふるさと納税特産品でも提供しています。
- この記事に関するお問い合わせ先
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五泉市役所 農林課
郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-43-0390
最終更新日:2023年05月15日