大沢鍾乳洞
五泉市刈羽字大沢乙1195外

五泉市の南、田上町との境をつなぐ大沢峠にあるめずらしい鍾乳洞です。
大沢鍾乳洞は新生代新第三紀世(2400-180万年前)に砂が堆積してできたやわらかい砂岩の層が盛り上がり、陸となった後に形成されました。
日本にある鍾乳洞の多くは数億年前の石灰岩という硬い岩石のなかにできていますが、このように新しい地層の中にできた鍾乳洞は全国的にも珍しく、平成5年には市の天然記念物に指定されています。
県道沿いの駐車場から少し登り、ようやく開けた場所に出たと思うと、鍾乳洞の入口がぽっかりと口を開けて待ちかまえています。
総延長は145.9メートル、高低差は17メートルで、鍾乳洞の中はひんやりと冷たい天然空間です。もとはたくさんの鍾乳石や石筍があったといわれていますが、今は天井、壁などにわずかしか見られません。鍾乳石や石筍ができるには数百~数千年の時間がかかるといわれています。永い年月をかけて形造られた貴重なものですので、見学の際はいためないように心掛けましょう。

【見学する時は、十分注意してください】
鍾乳洞の内部には照明が無いので懐中電灯は必携です。また通路は狭く、足元が滑りやすくなっていますので、汚れてもいい服装・長靴の着用をおすすめします。
鍾乳洞内にはコウモリ生息中
所在地
五泉市刈羽字大沢乙1195外
料金
無料
駐車場
5台(無料)
アクセス
磐越自動車道「安田インターチェンジ」より車で40分
磐越西線「五泉駅」より車で35分
備考
常時開放しておりますが、冬季は積雪状況によっては中に入ることができません。
- この記事に関するお問い合わせ先
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五泉市役所 商工観光課
郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-41-0006
最終更新日:2017年11月01日