八幡宮本殿

有形文化財(建造物)
五泉市矢津1896(昭和61年 県指定)
常時公開(外観のみ)

村松地区の矢津に造営されている八幡宮(本殿)の写真

村松地区の矢津にあり、大同2年(807)創立と伝えられる神社です。平安時代の初期、征夷大将軍に任命された坂上田村麻呂が蝦夷との戦勝を祈願するために祀ったとの伝説があります。近世になり村松藩主堀直吉が再興し、村松藩五社の一つに加え優遇し、武人の守護神として崇拝されていました。

本殿は寛文元年(1661)に造営で、江戸時代初期の形式をよくとどめ、文化財として高い評価を得ています。また、拝殿は、安政5年(1858)の建造です。本殿は江戸時代初期の建築様式を今に残す貴重な建築物として、昭和61年に県の有形文化財に指定されました。

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最終更新日:2017年11月01日