板碑(五輪線刻塔婆)

有形文化財(考古資料)
五泉市馬下(昭和57年 市指定)
常時公開

馬下地区、相田氏宅に安置されている板碑(五輪線刻塔婆)の写真

この板碑は、明治初期に所有者相田氏宅前庭より発見されたもので正和5年(鎌倉時代1316年)に造立された供養塔です。この碑は五泉市にとって数少ない中世石造遺物で、板碑造立習俗の実態や菅名荘の文献史学を立証すべき考古資料です。

馬下地区は言うまでもなく鎌倉時代の五泉の交通路や宗教史、檀徒信徒の信仰変遷史、ひいては鎌倉板碑から室町石仏への変遷、この地区の集落形成史を解明する上で歴史的に価値ある資料です。

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最終更新日:2017年11月01日