令和3年度 施政方針及び予算総括説明

第1章 施政方針及び予算の概要について

1 施政方針について

   令和3年第2回五泉市議会定例会におきまして、新年度予算案をご審議いただくに当たり、市政運営に臨む所信を明らかにし、市民の皆さま並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

   さて、本市におきましては、平成29年度にスタートしました「第2次五泉市総合計画」に基づき、将来像『ずっと五泉。~次の一歩を、ともに未来へ~』の実現に向けて、これまで市政の各分野における制度の新設や拡充、市民生活に直結するインフラの整備、災害に対応するための設備やライフラインの充実などに取り組んでまいりました。さらに、「第2次五泉市まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン・総合戦略」を策定し、人口減少の克服と将来に向けた持続的発展のための政策を積極的に推進してきたところであります。

   また、新型コロナウイルス感染症の影響で全国的に不安な状況が続く中、本市におきましても、感染予防対策、地域医療対策に努めながら社会経済活動の底上げと支援に力を注ぎ、市民の皆さまの安全・安心、そして命と暮らしを守るため、最大限に取り組んでまいりました。

   令和3年度につきましては、第2次総合計画の5年目、前期基本計画の最終年度であることから、これまでの様々な取り組みを土台として、地に足を着け、着実に一歩一歩、歩みを進めていく所存であります。

“まちづくり”  “ひとづくり”  “しごとづくり”

   この3つは私の市政運営の柱であり、本市を成長へと導くキーワードであります。市民の皆さま並びに本市を支えてくださる皆さまの声を聴き、手を携えながら、この3つの柱を一体的かつ効率的に推進することで、人口減少対策など喫緊の課題に対応することはもとより、何よりも市民の皆さまがずっと幸せを実感しながら生活できるまち、将来に夢と希望が持てる「住んで良かった、住みたいまち五泉」の成長へとつなげてまいります。

2 予算の概要について

(1)一般会計

   予算規模は、7会計で408億5,883万1千円となり、30億202万7千円、6.8%の減であります。このうち一般会計は、7.2%減の231億円であります。

   一般会計以外については、6会計の合計で177億5,883万1千円となり、前年度に比べ12億2,002万7千円、6.4%の減となりました。

1.歳入

   市税は個人市民税、法人市民税、固定資産税の減、軽自動車税、市たばこ税の増などにより2.7%減の50億6,990万4千円、地方交付税は2.2%増の75億2,300万円を見込みました。

   繰入金は、地域振興基金繰入金の減により72.1%減の1億7,210万3千円、市債は24.3%減の36億4,669万4千円を見込みました。

2.歳出

   総務費は選挙費の増などにより1.7%増の22億2,400万3千円、民生費は国民健康保険特別会計繰出金などの減により0.2%減の74億3,919万6千円、商工費は景気対策特別借換資金預託金の減などにより10.5%減の9億5,937万7千円であります。

   土木費は交流拠点複合施設建設事業の減などにより35.3%減の28億4,188万9千円、教育費は川東小学校屋内運動場長寿命化予防改修工事、小中学校ICT機器等整備事業の増などにより、2.0%増の15億9,705万6千円、公債費は借換債の減などにより、5.7%減の43億5,943万4千円であります。

(2)特別会計

1.国民健康保険事業

   予算総額は、歳入歳出それぞれ52億2,877万6千円であり、前年度対比7.0%の減であります。

   減額の主な理由は、保険給付費や国民健康保険事業費納付金の減少によるものであります。

2.介護保険事業

   予算総額は、歳入歳出それぞれ63億3,031万1千円であり、前年度対比0.4%の増であります。

3.後期高齢者医療事業

   予算総額は、歳入歳出それぞれ5億6,699万1千円であり、前年度対比0.3%の増であります。

   増額の主な理由は、後期高齢者医療広域連合納付金の増加によるものであります。

4.水道事業

   予算総額は、23億6,898万円であり、前年度対比18.8%の減であります。

   減額の主な理由は、建設改良費の減少であります。

5.下水道事業

   予算総額は、32億6,012万2千円であり、前年度対比8.5%の減であります。

   減額の主な理由は、企業債償還金の減少であります。

第2章 具体的な施策について

1 笑顔あふれる いきいきのまち 【いきいきの泉】

(1)子どもたちが明るくいきいきとしているまちづくり

   ICT環境整備とICTを活用した学習活動の充実が、令和時代の学校のスタンダードとなっています。新たにICT支援員を学校に派遣して、「GIGAスクール構想」により整備した1人1台端末及び高速大容量通信ネットワークが、各学校において有効に活用されるよう支援します。

   また、学校教育活動の充実と豊かなコミュニティづくりのため、全ての小中学校にコミュニティ・スクールを導入して、令和2年度に設置した地域学校協働活動本部と両輪で、地域と学校の連携・協働を進めます。

   学校施設等の整備につきましては、川東中学校の長寿命化予防改修事業に着手します。子どもたちが安全かつ快適な環境で教育を受けることができるよう、学校施設の維持改良を行ってまいります。

(2)ともに学び生きがいをもてるまちづくり

   誰もが学び、生きがいをもてるよう、引き続き、市民の生涯学習活動を支援してまいります。

   生涯スポーツの推進につきましては、一般社団法人五泉市スポーツ協会と連携し、市民の健康増進・体力づくりのため、市民ニーズに合わせたスポーツ教室等を開催します。

   また、交流人口の拡大や地域活性化を図るため、引き続き、合宿誘致促進事業に取り組むほか、市民が主体となったスポーツイベント等を支援してまいります。

   スポーツ施設の環境整備につきましては、山王体育館のLED器具取替工事などを実施します。

   芸術文化活動では、引き続き、優れた芸術の鑑賞機会を提供します。

   図書館につきましては、市民の知的好奇心を満たすため、魅力的な図書や各種資料の収集・保存に努めます。また、生涯に渡って本に親しむことができるよう、引き続き「子ども読書活動推進計画」による読書環境づくりを進めてまいります。

   文化財の保護と利活用では、発掘調査事業で新関地区圃場整備事業に伴う試掘・確認調査を引き続き実施します。

(3)一人ひとりが活躍できるまちづくり

   高齢者の生きがい創出と社会参加の推進につきましては、高齢者が地域社会で各種活動に参加しやすい環境を整備するとともに、人と人、人と社会がつながる多様な関係性のなかで、生きがいを持って暮らしていくことのできる環境づくりを支援します。

   障がいのある人の自立と社会参加への支援につきましては、障がいのある人が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、関係機関と連携し支援体制のさらなる充実を図ります。

   また、さまざまな事情からひきこもりの状態になっている人やその家族に対し、必要な支援を届けられるよう、相談しやすい体制づくりに努めます。

2 信頼あふれる 安心のまち 【安心の泉】

(1)安心して子育てができるまちづくり

   第2期子ども・子育て支援事業計画に基づき、地域社会全体で子ども・子育て家庭を支え、子どもたちが健やかに成長できる取り組みを推進します。

   不妊治療助成事業につきましては、回数と年数の制限なしの助成とし、男性不妊治療費(手術)の助成、また、妊産婦医療費助成事業では、不育症治療について引き続き助成します。

   子育て世代包括支援センターでは、引き続き、妊娠・出産期から子育て期にわたる総合的な相談や切れ目ない支援を行い、助産師による産前・産後のサポート事業や産後ケア事業に取り組みます。

   施設整備につきましては、新たにこばと保育園の外壁塗装工事を行うとともに、年次計画により、すもと保育園・川内保育園の幼児用トイレの洋式化工事を行います。

   私立認定こども園への支援につきましては、新たに外壁改修工事を実施する、みどりこども園へ補助を行います。

   また、公立保育園等の保育サービスの充実や効率的・効果的な運営を進めるため、保育施設の統廃合・民営化の指針となる計画を策定します。

(2)健康で安心して暮らせるまちづくり

   健康づくりにつきましては、健康増進計画第2次後期計画に基づき、市民自らが自分に合った健康づくりができるよう、引き続き、ウォーキングロードマップやヘルシーガイドブックを活用した取り組みと、健康ポイントわくわくキャンペーンを通じて普及啓発に努めます。

   疾病予防におきましては、前立腺がん検診と肝炎ウイルス検診について、新たに医療機関等における個別検診を実施することで市民の利便性を図り、受診率の向上を目指します。

   口腔の健康づくりでは、歯科保健計画第2次後期計画に基づき、全ての年代での口腔ケアを実施します。

   新型コロナウイルス感染症対策では、引き続き、市民へ「新しい生活様式」の実践による感染予防の徹底を促すとともに、感染対策の決め手となる全市民を対象としたワクチン接種につきましても、国・県の指導などを基本として迅速な対応に努めます。

   自殺予防につきましては、自殺対策計画に基づき、誰も自殺に追い込まれることのないよう、生きることの包括的な支援を推進します。

   食育の推進では、食を通じた市民の健康で豊かな生活の実現に向けた第3次食育推進計画の取り組みを検証し、第4次計画の策定に取り組みます。

   高齢者福祉、介護保険では、令和3年度からの第8期介護保険事業計画に基づき、高齢者の自立支援・重度化予防を推進するため、認知症予防、運動機能向上、口腔機能の向上等、各種介護予防の取り組みの充実を図ります。

   また、要介護状態になっても地域で安心して自立した日常生活を営むことができるよう、介護保険サービスの充実に努めます。

   市民の生命と健康を守る救急医療では、医師会などの協力を得ながら、継続実施に努めます。

   生活困窮者の相談支援におきましては、くらしの支援センターが引き続き生活困窮者に対する支援を実施します。

   内臓脂肪型肥満に着目した特定健康診査につきましては、メタボリックシンドロームの該当者や予備群を早期に発見し、生活習慣病の予防や解消を図るとともに、健診の重要性を喚起するため、受診料無料対象者の継続や未受診者への受診勧奨、健康ポイントわくわくキャンペーンなどの取り組みを積極的に推進し、受診率の向上に努めます。

   国民健康保険制度につきましては、健全な財政運営を図るため、国保税の税率等は据え置きのままで収支の均衡を図ります。

(3)安全な生活環境を守るまちづくり

   第2次環境基本計画に基づき、本市の環境に関する課題に総合的に取り組むとともに、地球温暖化対策をはじめとする各種施策を進めてまいります。

   有害鳥獣対策では、クマ、イノシシ、サル等の出没や人身・農作物被害による通報先を明確にするため、「五泉市有害鳥獣対策連絡センター」を新設し、よりスムーズな対応ができるよう連絡窓口の一本化を図り、被害の未然防止に努めてまいります。

   水道事業では、安全で安心なおいしい水を安定して供給するため、送・配水管の新設や布設替工事、配水池や浄水場の整備を引き続き進めてまいります。

   交通安全につきましては、交通マナー向上の啓発や交通安全施設の整備とあわせ、警察との連携や交通安全協会、交通安全市民の会などの関係機関と協力を図りながら、一層の対策を進めます。

   防犯対策につきましても、警察など関係機関との連携や防犯カメラの活用により、犯罪の抑制に努めてまいります。また、新たに町内会等が実施する防犯カメラの整備や防犯灯のLED化に対して、引き続き支援してまいります。

   消費者トラブル対策では、多様化する特殊詐欺や増加傾向にある高齢者の通信販売でのトラブルなど、専門の相談員による相談受付や解決に向けた助言、広報を活用した啓発などの支援を引き続き行い、被害防止に努めます。

   冬期間の道路交通につきましては、除雪機械を主体に、新潟県と連携を図り、地域の協力を得ながら、安全で効率的に除雪を行います。

   雪寒地域道路整備では、南本町3丁目、寺沢1丁目、寺沢3丁目、寺沢4丁目、寺沢5丁目に消雪パイプを布設するとともに、赤海2丁目、三本木1丁目、三本木2丁目で消雪用井戸を掘削します。また、仲丁、新町地内の老朽化した消雪パイプを布設替えします。

(4)非常時に充分な対応ができるまちづくり

   消防防災施設等の整備では、老朽化した消防ポンプ車の更新を行い、消火栓や耐震性防火水槽を設置するとともに、消防団の消防器具置場等を整備し、消防力を強化します。

   火災予防対策につきましては、住宅用火災警報器の設置促進と維持管理の啓発に、引き続き取り組んでまいります。

   救急業務では、救命率向上に向け、防災ヘリやドクターヘリの有効活用と救急救命士1名及び指導救命士1名を養成します。

   さらに近年、全国的に頻発、激甚化する災害に対応するため、引き続き、自主防災組織の活動支援及び組織率の向上を図り、地域防災力の強化に努めます。また、本年5月には、三本木地内の早出川河川敷をメイン会場として、国・県・阿賀野川水防連絡会と共同で「阿賀野川・早出川総合水防演習」を実施します。

   浸水対策では、五泉地区の老朽化している雨水幹線の長寿命化工事を進めてまいります。

   また、防災行政無線、五泉あんしんメールなど複数の手段を活用し、災害発生時に迅速、的確な情報伝達が行えるよう取り組んでまいります。

3 交流あふれる ふれあい豊かなまち 【ふれあいの泉】

(1)青少年を地域ぐるみで育むまちづくり

   家庭における教育力の向上を図るため、家庭教育学級を開催するなどの支援を行います。

   青少年健全育成につきましては、関係団体の組織強化と活動を支援するとともに、家庭、学校、地域等の連携を強化し、次世代を担う青少年の非行防止、健全育成を推進します。また、青少年育成センターの相談体制を充実し、悩みを持つ青少年や保護者等への適切な対応に努めます。

(2)多様な文化にふれあえるまちづくり

   国際化に向けた環境づくりでは、国際交流団体の活動を支援しながら、多様な文化への理解を深め、交流を進めてまいります。

4 賑わいあふれる 活気あるまち 【活気の泉】

(1)活力ある商工業を育むまちづくり

   新型コロナウイルス感染症の拡大により、大きな影響を受けた店舗等の消費活動や地域経済活動の回復に取り組みます。

   店舗を応援する事業として、商店街等の団体が自ら企画、実施する商品券やクーポン発行事業など、消費喚起や誘客を目的とした事業に対し支援を行います。

   市内への誘客を促進し消費活動を回復させる事業として、市内参加店舗を買い物しながら巡りスタンプを集め応募してもらい、抽選で市内の特産品等が当たるスタンプラリー、まちあるきガイドブックを活用した本市への来訪につなげる市内誘客促進事業を、五泉市観光協会と連携して行います。

   また、関係団体が行う経営改善普及事業への支援をはじめ、マイホーム建設や住宅リフォームへの補助金、市内で新たに出店を希望する意欲ある起業者への支援も引き続き行います。

   工業では、五泉ニット工業協同組合が国際トータルファッション専門学校と連携し、カリキュラムである市内ニット工場での現地研修過程の学生を受け入れ、新たな人材確保を目指す事業に対して支援を行います。

   市内商工事業者の支援活動や地域経済活性化の拠点として、五泉商工会議所が新たに建設する商工会議所会館への支援も行います。

   金融対策では、中小商工事業者への円滑な資金運用と経営の安定化を図るため、各種制度資金や信用保証料の補給など、金融機関と連携しながら引き続き支援してまいります。

(2)魅力ある農林業を育むまちづくり

   食文化の基礎である主食用米は、食生活の変化や人口減に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、需要がますます落ち込んでいることから、非主食用米等への転換を推進してまいります。一方で、良質米生産対策として病害虫防除事業に対し支援を行うとともに、引き続き、もみ殻散布機の導入を支援し土壌改良を図り、一等米比率の向上を目指してまいります。

   農産物の振興につきましては、環境負荷軽減及び作業の効率化を図るため、生分解性マルチの導入を支援してまいります。また、チューリップまつりをはじめ、各種イベントを通じて、特産農作物のPRや販売促進活動に取り組んでまいります。

   さらに、ぼたん園を夜間でも楽しんでいただくとともに、交流拠点複合施設「ラポルテ五泉」と一体的に集客を図り、より一層花のまちをアピールするため、照明灯を増設してライトアップの強化を行います。

   担い手対策では、農業機械等の導入を支援する農業経営基盤パワーアップ支援事業を引き続き実施いたします。また、関係機関及び団体と連携して、実質的な「人・農地プラン」の策定や農福連携の普及・啓発に取り組むとともに、地域の中心経営体等の後継者が経営を継承することに対し支援してまいります。

   年々増加する鳥獣被害の防止対策につきましては、追払い用花火の無償提供や地域環境診断、被害防止技術指導のパンフレット作成等、支援を拡充するとともに、五泉市有害鳥獣対策連絡会議を中心に地元猟友会や地域と連携を図りながら、有効な手段を研究し、被害軽減に努めてまいります。

   農業基盤整備事業につきましては、別所、四ケ村、羽下地区の圃場整備事業や桑山川地区の湛水防除事業、長橋、阿弥陀瀬、山谷地区のため池等整備事業など、県営土地改良事業を推進してまいります。

   また、防災重点ため池の見直しに伴い、ため池ハザードマップの整備や、新たに、ため池廃止基本計画を策定し、集中豪雨などの災害へ備えてまいります。

   農業基盤維持管理事業につきましては、多面的機能支払交付金事業の取り組みを引き続き支援してまいります。

   林業につきましては、依然として取り巻く情勢は厳しく、施業の集約化や生産基盤整備を進める必要があることから、林道施設の長寿命化対策を図るとともに、間伐や作業道等の維持管理を支援し、森林整備を推進してまいります。

   保安林(松)保護事業につきましては、松くい虫の防除を行うことにより、美しい森林の保全に努めてまいります。

   ふるさと応援寄附金につきましては、平成28年度をピークに年々減少傾向にありましたが、寄附受付サイトの拡充による寄附金の増加が見込まれます。特典品のさらなる充実と特産品の販路拡大を図り、本市の産業や観光資源を全国へ情報発信して、交流人口の増加につなげてまいります。

(3)地域の魅力を活かし高めるまちづくり

   観光振興につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、咲花温泉への入込客数が減少していることを受け、入込客の回復を図るために咲花温泉旅館協同組合が実施する宿泊割引キャンペーンに対して支援を行い、観光需要の回復に取り組みます。

   このキャンペーンと市内への誘客事業を結びつけ、来訪者が五泉市内を点ではなく線、あるいは面として楽しむ新たな観光スタイルとなるよう、五泉市観光協会と協力して取り組んでまいります。

   桜アロマ事業では、引き続きPRや新たな商品開発を進め、本年秋に開館する交流拠点複合施設「ラポルテ五泉」での桜商品の販売促進、強化に努めてまいります。

   生涯学習と産業振興の拠点となる「ラポルテ五泉」の建設につきましては、3か年継続事業の最終年であります。秋の開館に向けて、引き続き建設事業と並行して開館準備に取り組んでまいります。開館後は記念イベント等を実施し、市内外に施設を広く周知するとともに、交流人口の拡大と地域の活性化を図ります。

   誘客宣伝の強化としましては、五泉市プロモーション事業に引き続き取り組み、地域おこし協力隊の活用により、本市のイメージアップ、知名度向上を図ります。

   新たな雇用の創出と働く場の確保のため、企業誘致を専門とする産業政策監による企業訪問や誘致活動を行い、新たな企業の誘致に向けた取り組みを積極的に行います。

   若者の定住、就職に向けた取り組みとしましては、雇用対策協議会と連携し市内企業のPRや求人状況の情報提供などを行い、市内の高校の協力も得ながら地元への就職を促進します。

   また、新婚世帯や子育て世帯の転入を促すため、ウェルカムファミリー住まいる事業を実施するとともに、新婚世帯や子育て世帯の2世代・3世代同居を促進するため、グランドファミリー住まいる事業にも取り組み、若者等の定住促進を図ります。

   Uターン・Iターンの促進としましては、東京圏から移住して県の登録企業に就職した者に対し、移住に要した費用を助成する移住・就業等支援事業により、移住者の受け入れ体制の整備を図ります。

   また、地域おこし協力隊を活用した地域活動サポート事業の取り組み地域を拡大し、地域コミュニティの拠点づくり、地域行事の企画運営や支援、高齢者の見守り活動などに取り組むことで、地域の活性化と隊員の定住・定着を図ってまいります。

5 潤いあふれる 快適なまち 【快適の泉】

(1)一人ひとりが快適な生活環境を守るまちづくり

   ごみの減量化とリサイクルの推進につきましては、五泉市公衆衛生協会と連携したごみの研修会の開催や、ごみの分別、再資源化などの啓発を進め、具体的なごみの減量化対策を検討してまいります。

   ごみ処理施設につきましては、令和7年度の供用開始に向け、市民への情報提供を行いながら、関係自治体と共同で取り組んでまいります。

   下水道事業につきましては、寺沢4丁目、寺沢5丁目、太田、二ツ柳などの地域で整備を進めてまいります。

(2)誰もが快適に暮らせるまちづくり

   道路整備としましては、8路線で道路改良事業を行い、猿和田、城下、刈羽、羽下地内で橋梁修繕工事を実施します。

   また、都市計画道路「東南環状線」の工事や主要地方道白根安田線の街路事業などの県が実施する事業につきましても、連携を図ってまいります。

   公共交通の環境整備では、ふれあいバスと乗合タクシーさくら号が市民の移動手段として使いやすい交通機関となるよう取り組んでまいります。

   また、交流拠点複合施設「ラポルテ五泉」の開館に合わせ、ふれあいバスの乗り入れを開始し、公共交通利用者の確保とまちの賑わいの創出に努めてまいります。

   空家等の対策では、空家等対策計画に基づき所有者に適正管理を働きかけるとともに、空家等の有効活用について取り組んでまいります。

   市営住宅につきましては、引き続き南本町3丁目地内に、子育て世代向け住宅を2棟6世帯分、単身高齢者も入居可能な住宅を1棟6世帯分の建設を行います。

6 市民協働と信頼による自立したまち 【基本構想・基本計画の実現のために】

(1)市民と行政による協働のまちづくり

   市民、地域、行政などが互いに持てる力を発揮して、協力しながら活動できるまちを目指し、町内会や市民団体などの活動を支援して、地域づくり活動の活性化に取り組んでまいります。

   また、平和と人権が尊重される社会の形成と、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝えるため、毎年8月6日に広島市で開催される平和記念式典に中学生を各中学校から2人ずつ計8人を派遣し、取り組みを推進します。

(2)効率的・効果的に行政経営が行われているまちづくり

   平成30年3月に策定した第3次行財政改革大綱により、予算や人材などの限りある行財政資源を最大限に活用し、効率的で質の高い行政運営を目指しております。

   しかしながら、多くの地方自治体が抱える人口減少・少子高齢社会という課題に直面しており、人口減少に伴う地方交付税の減少や、ごみ処理施設など今後予定されるインフラ整備により、市の行財政基盤は厳しさを増していきます。

   このような状況を踏まえ、行財政改革実行プログラムを着実に進めていくことが重要であり、さらなる行政サービスの取捨選択や受益者負担の見直し、民間活力の導入などに取り組んでいかなければなりません。

   また、令和3年度は第2次総合計画前期基本計画の最終年度に当たることから、計画に掲げた目標の進捗・成果の評価・検証を行い、将来像『ずっと五泉。~次の一歩を、ともに未来へ~』の実現に向け、令和4年度から5か年の後期基本計画を策定し、将来に向けて持続可能な行財政基盤の確立を目指してまいります。

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最終更新日:2021年02月26日