令和2年度 施政方針及び予算総括説明

第1章 施政方針及び予算の概要について

1 施政方針について

   令和2年第1回五泉市議会定例会におきまして、新年度予算案をご審議いただくに当たり、市政運営に臨む所信を明らかにし、市民の皆さま並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

   さて、昨今大きくクローズアップされております人口減少対策につきましては、国の「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン(令和元年改訂版)」及び「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定を受けて、国や地方自治体における最重要課題として、今後の取り組みが非常に注目されているところであります。

   本市におきましては、合併以来、毎年人口の自然減と社会減が続いており、合併時58,436人であった人口は、令和元年5月末には5万人を割り、今後も高齢化率のさらなる上昇や少子化の一層の進行が懸念されております。

   加速度的に進行する若年人口の減少と老年人口割合の増加は、経済、産業、財政のあらゆる面に大きな影響を及ぼすものであることから、本市では、人口の動向分析や将来展望と、これまで行ってきた人口減少対策への取り組みや地域特性を踏まえ、このたび「第2次五泉市まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン・総合戦略」を策定いたしました。

   令和2年度からスタートするこの第2次総合戦略におきましては、「未来世代を守り育てる」「産業の活力を高める」「五泉の魅力をつなげる」「確かな暮らしを充たす」の4つを基本目標として、市民の皆さま、事業者の皆さまとともに手を携え、知恵を出し合いながら、若者の定着や子育て環境の充実などに取り組むことにより、将来都市像「ごせんで育ち、ごせんが育つ。~みんなで創る にぎわいのまち~」の実現を目指してまいります。

   令和の時代となり、本市にとりましても新たなステージが始まろうとする今こそ、心を新たに市政運営にまい進し、皆さまと想いをひとつに、この五泉市を『住んでよかった、住みたいまち五泉』へと成長させてまいります。

2 予算の概要について

(1)一般会計

   予算規模は、7会計で438億6,085万8千円となり、16億3,558万1千円、3.9%の増であります。

   このうち一般会計は、2.5%増の248億8,200万円であります。

   また、一般会計以外については、下水道事業特別会計が公営企業法の適用を受ける下水道事業会計へ移行し、簡易水道事業特別会計が水道事業会計に統合され、6会計の合計で189億7,885万8千円となり、前年度に比べ10億3,358万1千円、5.8%の増であります。

1.歳入

   市税は固定資産税、軽自動車税の増、法人市民税、市たばこ税の減などにより0.7%増の52億1,305万5千円、地方消費税交付金は11.1%増の10億2,500万円、地方交付税は1.3%増の73億5,800万円を見込みました。

   繰入金は、地域振興基金繰入金の増、財政調整基金繰入金の減などにより9.7%増の6億1,740万3千円、市債は1.6%増の48億1,781万4千円を見込みました。

2.歳出

   総務費は財政調整基金積立金の増などにより6.6%増の21億8,581万5千円、民生費は認定こども園等運営負担金の増などにより4.4%増の74億5,183万9千円、商工費は景気対策特別借換資金預託金の増などにより5.5%増の10億7,200万1千円であります。

   土木費は(仮称)交流拠点複合施設建設事業、市営住宅建設事業の増などにより49.1%増の43億9,127万円、教育費は公立認定こども園整備事業、幼稚園補助事業の減などにより、24.7%減の15億6,620万2千円、公債費は借換債の減などにより、11.7%減の46億2,050万4千円であります。

(2)特別会計

1.国民健康保険事業

予算総額は、歳入歳出それぞれ56億1,998万5千円であり、前年度対比3.0%の増であります。

増額の主な理由は、保険給付費や国民健康保険事業費納付金の増加によるものであります。

2.介護保険事業

予算総額は、歳入歳出それぞれ63億751万1千円であり、前年度対比0.3%の増であります。

3.後期高齢者医療事業

予算総額は、歳入歳出それぞれ5億6,549万7千円であり、前年度対比8.3%の増であります。

増額の主な理由は、後期高齢者医療広域連合納付金の増加によるものであります。

4.水道事業

予算総額は、29億1,829万1千円であり、前年度対比4.8%の増であります。

増額の主な理由は、簡易水道の統合と建設改良費の増加であります。

5.下水道事業

    令和2年度より公営企業会計へ移行し、予算総額は、35億6,387万8千円であります。

第2章 具体的な施策について

1 笑顔あふれる いきいきのまち 【いきいきの泉】

(1)子どもたちが明るくいきいきとしているまちづくり

   新しい時代に必要とされる情報活用能力を育むため、タブレット型端末の整備など、引き続き、計画的に学校のICT環境整備を行います。

   また、学校教育活動の充実と豊かなコミュニティづくりのため、全小中学校に地域学校協働本部を設置して、学校と地域をつなぐコーディネーターを配置するとともに、令和3年度のコミュニティ・スクール導入に向けて準備を進めます。

   学校施設等の整備につきましては、昨年度の小学校に引き続いて、中学校のトイレ洋式化工事を行います。子どもたちが安全かつ快適な環境で教育を受けることができるよう、学校施設の維持改良を行ってまいります。

(2)ともに学び生きがいをもてるまちづくり

   誰もが学び、生きがいをもてるよう、引き続き、市民の生涯学習活動を支援してまいります。

   生涯スポーツにつきましては、一般社団法人五泉市スポーツ協会と連携し、市民ニーズに合わせたスポーツ教室等を開催し、市民の健康増進体力づくりを支援してまいります。

   また、交流人口の拡大や地域活性化を図るため、引き続き、合宿誘致促進事業に取り組むほか、市民が主体となったスポーツイベント等の開催について支援を行ってまいります。

   スポーツ施設の環境整備につきましては、総合会館中ホールトイレの改修工事や市営野球場会議室の空調設備工事を実施いたします。

   芸術文化活動では、引き続き、優れた芸術の鑑賞機会を提供します。

   図書館につきましては、市民の知的好奇心を満たすため、魅力的な図書や各種資料の収集・保存に努めます。また、生涯を通して本に親しむことができるよう、引き続き「子ども読書活動推進計画」による読書環境づくりを進めてまいります。

   文化財の保護と利活用では、発掘調査事業で新関地区圃場整備事業に伴う試掘・確認調査を実施します。

(3)一人ひとりが活躍できるまちづくり

   高齢者の社会参加の推進につきましては、高齢者が気軽に集い、日常生活の中で自然に社会参加できるよう、いこいの場・交流の場の充実に努めるとともに、地域が主体となる高齢者の通いの場づくりを支援します。

   また、いきいきシニアプラザむらまつや悠遊館などの取り組みを通じて、より一層の介護予防の推進に努めます。

   障がいのある人の自立と社会参加への支援につきましては、障がいのある人が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、関係機関と連携しながら、支援体制のさらなる充実を図ります。

2 信頼あふれる 安心のまち 【安心の泉】

(1)安心して子育てができるまちづくり

   令和元年度に策定した、第二期子ども・子育て支援事業計画に基づき、引き続き、地域社会全体で子ども・子育て家庭を支える取り組みを推進します。

   また、教育・保育ニーズ等を踏まえ、村松第1保育園と村松幼稚園を統合して、新たに幼保連携型認定こども園「村松こども園」として開園します。

   施設整備としましては、公立保育園の幼児用トイレの洋式化工事を引き続き進めるとともに、村松こども園の幼児用トイレの洋式化工事に着手します。

   放課後児童育成支援事業につきましては、利用者数の増加に伴い、新たに巣本地区に学童クラブを設置します。

   子育て支援センター事業につきましては、民間を含め5カ所の子育て支援センターで、子育て世帯を支援します。

   不妊治療助成事業につきましては、回数と年数の制限を撤廃したうえ、男性不妊治療費(手術)の助成をし、また、妊産婦医療費助成事業では、不育症治療についての費用を新たに助成します。

(2)健康で安心して暮らせるまちづくり

   健康づくりにつきましては、健康増進計画第2次後期計画に基づき、市民自らが自分に合った健康づくりができるよう、ウォーキングロードマップやヘルシーガイドブックを活用した取り組みと、健康ポイントわくわくキャンペーンを通じて普及啓発に努めます。

   疾病予防におきまして、がん検診では、胃がんリスク検診の重点モデル地区を引き続き設定し、啓発活動の強化を図るとともに、未受診者に対し家庭訪問による受診勧奨などを行い、受診率の向上に努めます。

   メタボリックシンドロームの該当者や予備軍の減少を目的とした特定健康診査につきましては、受診による病気の早期発見、早期治療の定着を図るため、受診料無料対象者の継続や未受診者の家庭訪問とはがきの送付による受診勧奨、健康ポイント事業などの取り組みを積極的に推進し、受診率の向上により健康的な生活が送れるまちを目指します。

   口腔の健康づくりでは、歯科保健計画第2次後期計画に基づき、全ての年代での口腔ケアを実施します。

   自殺予防につきましては、自殺対策計画に基づき、誰も自殺に追い込まれることのないよう、生きることの包括的な支援を推進します。

   食育の推進では、第3次食育推進計画に基づき、食を通じて市民の健康で豊かな食生活の実現に向けた取り組みを進めます。

   高齢者福祉、介護保険では、誰もが住み慣れた地域で自分らしくいきいきと安心して生活していくことができるよう、地域包括ケアシステムのさらなる充実を図るとともに、令和3年度から5年度までの第8期介護保険事業計画を策定します。

   介護予防事業につきましては、在宅介護支援センターを中心に、地域と一体的な健康づくりや介護予防の場づくりに取り組んでまいります。

   市民の生命と健康を守る救急医療では、医師会などの協力を得ながら、継続実施に努めます。

   国民健康保険制度につきましては、健全な財政運営を図るため、国保税の税率等を据置きのままで収支の均衡を図ります。

   生活困窮者の相談支援におきましては、くらしの支援センターが引き続き、生活困窮者に対する支援を実施します。

(3)安全な生活環境を守るまちづくり

   第2次環境基本計画に基づき、本市の環境に関する課題に総合的に取り組むとともに、地球温暖化対策をはじめとする各種の施策を進めてまいります。

   水道事業では、安全で安心なおいしい水を安定して供給するため、送・配水管の新設や布設替工事、井戸や浄水場の整備を引き続き進めてまいります。

   交通安全につきましては、交通マナー向上の啓発や交通安全施設の整備と併せ、警察署との連携や交通安全協会、交通安全市民の会などの関係機関と協力を図りながら、一層の対策を進めます。

   防犯対策につきましては、警察など関係機関との連携や防犯カメラの活用により、犯罪の抑制に努めてまいります。また、新たに町内会等が実施する防犯カメラの整備に対し、支援制度を設けます。防犯灯につきましても、LED化を引き続き支援します。

   消費者トラブル対策では、アポ電をはじめとする振り込め詐欺対策として、高齢者世帯を対象に通話録音機器等の購入に対する助成を新たに行うとともに、専門の相談員による支援を行い、被害防止に努めます。

   冬期間の道路及び歩道の交通につきましては、除雪機械を主体に新潟県や地域住民と相互連携を図り、安全で効率的な除雪を目指します。

   雪寒地域道路整備では、横町2丁目、横町3丁目、南本町1丁目、南本町2丁目、南本町3丁目、学校町、小新保地内に消雪パイプを布設するとともに、消雪用井戸を南本町3丁目、寺沢3丁目地内で掘削します。また、仲丁、新町地内の老朽化した消雪パイプを布設替えします。

(4)非常時に充分な対応ができるまちづくり

   消防防災施設等の整備につきましては、耐震性防火水槽や消火栓を設置するとともに、消防団では消防器具置場とホース乾燥柱を整備し、消防力を強化します。

   火災予防対策につきましては、住宅用火災警報器の設置促進と維持管理の啓発に、引き続き取り組んでまいります。

   救急業務では、救急患者の救命率向上に向け、防災ヘリやドクターヘリの有効利用と、新たに指導救命士1人を養成します。

   さらに近年、全国的に頻発、激甚化する災害に対応するため、引き続き自主防災組織の設立と活動を支援し、地域防災力の向上を図ります。また、令和2年5月に国、県、阿賀野川水防連絡会と共同で「阿賀野川・早出川総合水防演習」を三本木地内の早出川河川敷をメイン会場として実施いたします。

   浸水対策では、五泉地区の老朽化している雨水幹線の長寿命化工事を進めてまいります。

   また、防災行政無線、五泉あんしんメールなど複数の手段を活用し、災害発生時に迅速、的確な情報伝達が行えるよう取り組んでまいります。

3 交流あふれる ふれあい豊かなまち 【ふれあいの泉】

(1)青少年を地域ぐるみで育むまちづくり

   家庭における教育力の向上を図るため、家庭教育学級を開催するなどの支援を行います。

   青少年健全育成につきましては、関係団体の組織強化と活動を支援するとともに、家庭、学校、地域等の連携を強化し、次世代を担う青少年の非行防止、健全育成を推進します。また、青少年育成センターの相談体制を充実し、悩みを持つ青少年や保護者等への適切な対応に努めます。

(2)多様な文化にふれあえるまちづくり

   国際化に向けた環境づくりでは、国際交流団体の活動を支援しながら、多様な文化への理解を深め、交流を進めてまいります。

4 賑わいあふれる 活気あるまち 【活気の泉】

(1)活力ある商工業を育むまちづくり

   商業につきましては、関係団体が行う経営改善普及事業等への支援をはじめ、マイホーム建設・住宅リフォーム補助金や、市内で新たに出店する意欲ある起業者への支援を引き続き行います。

   また、魅力と賑わいのある商店街づくりのため、商業団体が行うイベント誘客活動等への支援のほか、まちなか賑わい創造事業を行い、商店街へ参加者を回遊させ地域経済の活性化を図ります。

   工業では、「五泉といえばニット、ニットといえば五泉」としての地域ブランド化を目指し、五泉ニット工業協同組合において令和2年からスタートする、五泉ニット地域ブランド化事業第2次計画への支援を行います。

   金融対策では、中小商工事業者への円滑な資金運用と経営の安定化を図るため、各種制度資金や信用保証料の補給などの支援を行ってまいります。

(2)魅力ある農林業を育むまちづくり

   主食用米の作付面積は年々増加傾向でありますが、国が試算する主食用米の需給見通しは、年間10万トン減少するものとされており、さらなる需要に応じた多様な米作りや、野菜等の高収益作物の生産拡大が必要であるため、関係機関・団体と連携し取り組んでまいります。

   農産物の振興では、特産品のさといも「帛乙女」の生産拡大に向け、引き続き新潟大学と連携して取り組み、環境負荷軽減及び作業の効率化を図るため、生分解性マルチの導入を支援いたします。

   また、チューリップまつりをはじめ、各種イベントを通じて、特産農作物のPRや販売促進活動の充実を図ります。

   さらに、東公園の一部を花広場に改修し、ぼたん園、しゃくやく園、古代蓮等を含め一層花のまちをアピールします。

   担い手対策としましては、農業機械等の導入を支援する農業経営基盤パワーアップ支援事業を引き続き実施します。また、関係機関及び団体と連携して、実質的な「人・農地プラン」の策定に取り組んでまいります。

   良質米生産対策では、病害虫防除事業として、水稲防除用無人ヘリコプターの更新に対し支援を行い、品質と生産性の向上を図ります。

   また、もみ殻散布機の導入を支援し、土壌改良を図り、一等米比率の向上を目指します。

   鳥獣被害の防止対策におきましては、地域と連携を図りながら被害軽減に努めます。

   農業基盤整備事業としましては、別所、四ケ村、羽下地区の圃場整備事業や桑山川地区の湛水防除事業、ため池等整備事業として蛭野地区に加え、新たに長橋、阿弥陀瀬、山谷地区における県営土地改良事業を推進します。

   また、防災重点ため池の見直しに伴い、ため池ハザードマップを整備し集中豪雨などの災害へ備えます。

   農業基盤維持管理事業では、多面的機能支払交付金事業の取り組みを引き続き支援します。

   林業につきましては、依然として取り巻く情勢は厳しく、施業の集約化や生産基盤整備を進める必要があることから、間伐や作業道等の維持管理を支援し、森林整備を推進します。

   保安林(松)保護事業としまして、松くい虫の防除を行うことにより、美しい森林の保全に努めます。

   ふるさと応援寄附金につきましては、平成28年度をピークに年々減少傾向にありますが、さらなる特典品の充実と寄附受付サイトの拡充により、特産品の販路拡大を図り、五泉の産業、観光資源を全国へ情報発信して、交流人口の増加につなげてまいります。

(3)地域の魅力を活かし高めるまちづくり

   観光振興につきましては、観光のスタイルが名所やスポットを巡るものから、各地域の当たり前の景色・体験を主体とした観光へと変化してきています。五泉市が持つ自然や風土、食といった「当たり前」を観光資源と捉え、五泉市観光協会と連携して各種イベントの開催、首都圏での物販イベントへの参加やPR活動を行い、交流人口の増加を図ります。

   市民をはじめ多くの観光客が愛でる村松公園の桜の樹勢回復事業を引き続き行い、生育環境を整え保存と育成に努めます。

   ごせん桜アロマ事業では、新商品の開発を進め、愛用する桜、食する桜としてPRし、誘客の促進と販売力の強化に努めてまいります。

   生涯学習や文化活動の推進及び観光と連動した産業振興を目的とした(仮称)交流拠点複合施設の建設につきましては、3カ年継続事業の2年目であります。令和3年秋の開館を目指し、引き続き建設事業と並行して開館準備に取り組んでまいります。

   新たな雇用の創出・拡大を図るため、平成30年度より拡充した工場設置奨励制度のPRに努め、積極的な企業誘致活動を進めます。

   若者の定住に向けた取り組みとしましては、雇用対策協議会との連携により、成人式などの機会を捉えて企業のPRや情報提供を行い、地元への就職を促進します。

   誘客宣伝の強化としましては、五泉市プロモーション事業に取り組み、地域おこし協力隊の活用により、本市のイメージアップ、知名度向上を図ります。

   また、新たに地域おこし協力隊を活用した地域活動サポート事業を実施し、地域コミュニティの拠点づくり、地域行事の企画運営や支援、高齢者の見守り活動などに取り組んでもらい、地域の活性化と隊員の定住・定着を図ってまいります。

   若者等の定住促進では、新婚世帯や子育て世帯の転入を促すため、引き続きウェルカムファミリー住まいる事業を実施するとともに、新婚世帯や子育て世帯の2世代・3世代同居を促進するため、グランドファミリー住まいる事業にも取り組んでまいります。

   Uターン・Iターンの促進としましては、東京圏から移住して県の登録企業に就職した者に対し、移住に要した費用を助成する移住・就業等支援事業により、移住者の受け入れ体制の整備を図ります。

5 潤いあふれる 快適なまち 【快適の泉】

(1)一人ひとりが快適な生活環境を守るまちづくり

   ごみの減量化とリサイクルの推進につきましては、五泉市公衆衛生協会と連携したごみの研修会の開催や広報紙等でごみの分別、減量、再資源化などの啓発を進めます。

   また、ごみ処理施設の建設に向け、住民の皆さまのご理解を得ながら、関係自治体と共同で取り組んでまいります。

   下水道事業につきましては、寺沢、赤海、石倉などの地域で整備を進めてまいります。

(2)誰もが快適に暮らせるまちづくり

   道路整備としまして、9路線の道路改良整備と小面谷、熊沢、中川新、羽下地区の橋梁修繕工事を実施いたします。

   また、都市計画道路「東南環状線」や主要地方道白根安田線金津街道踏切拡幅などの県が実施する事業につきましても、JR東日本とも連携を図りながら事業を推進してまいります。

   公共交通の環境整備では、ふれあいバスと乗合タクシーさくら号が市民の移動手段として使いやすい交通機関となるよう取り組んでまいります。

   また、乗合タクシーさくら号を1台増やすとともに、市民要望の高いお昼の時間帯にも運行して、さらなる利便性の向上に努めてまいります。

   市営住宅につきましては、南本町3丁目地内に、子育て世代向け住宅を1棟6世帯分、単身高齢者も入居可能な住宅を1棟6世帯分の建設を行います。

   空家等の対策では、空家等対策計画に基づき所有者に適正管理を働きかけるとともに、空家等の有効活用について取り組んでまいります。

6 市民協働と信頼による自立したまち 【基本構想・基本計画の実現のために】

(1)市民と行政による協働のまちづくり

   市民、地域や行政などが互いに持てる力を発揮して、協力しながら活動できるまちを目指し、町内会や市民団体などの活動を支援して、地域づくり活動の活性化に取り組んでまいります。

   また、平和と人権が尊重される社会の形成と、戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝えるため、毎年8月6日に広島市で開催される平和記念式典に平成30年度から中学生4人を派遣してまいりましたが、令和2年度は中学生を各中学校から2人ずつ計8人を派遣し、取り組みを推進します。

(2)効率的・効果的に行政経営が行われているまちづくり

   平成30年3月に策定した第3次行財政改革大綱により、予算や人材などの限りある行財政資源を最大限に活用し、効率的で質の高い行政運営を目指しております。

   そのような中、多くの地方自治体が抱える人口減少・少子高齢社会という課題に直面しており、人口減少に伴う地方交付税の減少や、ごみ処理施設など今後予定されるインフラ整備により、市の行財政基盤は益々厳しさを増していきます。

   このような状況を踏まえ、行財政改革実行プログラムを着実に進めていくことが重要であり、さらなる行政サービスの取捨選択や受益者負担の見直し、民間活力の導入などに取り組んでいかなければなりません。

   第2次総合計画に掲げる将来像「ずっと五泉。~次の一歩を、ともに未来へ~」の実現に向け、今後も市民と行政がそれぞれの役割と責任のもと、効果的・効率的に事業を実施していくとともに、持続可能な行財政基盤の確立を目指してまいります。

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最終更新日:2020年02月28日