平成29年度 施政方針及び予算総括説明

第1章 施政方針及び予算の概要について

1 施政方針について

 平成29年第1回五泉市議会定例会におきまして、新年度予算案をご審議いただくに当たり、市政運営に臨む所信を明らかにし、市民の皆さま並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 さて、本市におきましては、合併時に策定いたしました新市建設計画並びに平成19年度にスタートしました第1次五泉市総合計画に基づき、市政の各分野における制度の新設や拡充、市民生活に直結するインフラと多発する災害に対応するための設備やライフラインの整備などに取り組んでまいりました。さらに、27年度には人口減少の克服と将来に向けた持続的発展のために策定いたしました「五泉市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略」におきまして、未来に向けた政策を推進してきたところであります。
 そして、平成29年度につきましては、第2次五泉市総合計画がスタートする重要な年と位置付け、これまでの様々な取り組みを土台として、将来を見据え、さらなる成長を目指していく所存であります。
 “まちづくり”“ひとづくり”“しごとづくり”
 この3つを市政運営のキーワードとして、一体的かつ効率的に政策を推進し、人口減少などの喫緊の課題へ対応することはもとより、何よりも市民の皆さまが幸せに生活ができ、将来に希望を持てるまちへと繋げてまいります。
 なお、本市におきましては、これまで市民の皆さまのご協力のもと多岐にわたる施策に取り組んでまいりました。また、市外にお住いの皆さまからもふるさと応援寄付金など、多くのご支援をいただいているところであります。本市を想う皆さまの温かい気持ちに改めまして、深く感謝申し上げる次第であります。特に、ふるさと応援寄付金につきましては、大変好評で多くのご寄付をいただいておりますことから、特典制度をさらに充実させ、全国への情報発信で特産品の販路拡大と交流人口の増加に繋げてまいります。なお、平成28年度にいただきました1億4千万円を超える寄付金につきましても様々な事業への活用を予定しており、なかでも重要政策と定めております子育て支援におきましては、公立保育園に冷房設備などを設置し、未来を担う子どもたちの保育環境の充実を図ってまいります。

2 予算の概要について

(1)一般会計

 予算規模でありますが、8会計で426億5,324万5千円となり、4億5,067万5千円、1.1%の増であります。
 このうち一般会計は、2.3%増の234億3,000万円であります。
 特別会計と水道事業会計は、7会計の合計で192億2,324万5千円となり、前年度に比べ7,632万5千円、0.4%の減となりました。

  1. 歳入
    市税は固定資産税の増、法人市民税の減などにより1.2%増の51億8,321万4千円、地方消費税交付金は15.9%減の8億3,840万円、地方交付税は3.2%増の71億2,500万円を見込みました。
    国庫支出金は、臨時福祉給付費補助金の減などにより0.2%減の24億386万1千円、県支出金は参議院議員通常選挙費委託金の減などにより2.2%減の13億784万8千円を見込みました。
  2. 歳出
    総務費は総合会館管理棟建設工事の減などにより5.9%減の28億1,510万4千円、民生費は障害者地域活動支援センター虹工房整備工事の減などにより2.7%減の74億8,582万5千円、衛生費は五泉地域衛生施設組合負担金の増などにより6.1%増の16億5,678万3千円、農林水産業費は五泉で農業やってみ隊支援事業の増などにより2.4%増の7億5,415万円であります。
    土木費は五泉駅周辺整備工事の増などにより34.0%増の30億3,608万1千円、消防費は防災行政無線整備工事の増などにより9.2%増の8億3,346万4千円であります。
    教育費は小中学校のICT機器等整備事業の増などにより、0.8%増の17億9,423万1千円、公債費は市債償還金利子の減などにより、1.2%減の35億3,552万4千円であります。

(2)特別会計

  1. 国民健康保険事業
    予算総額は、歳入歳出それぞれ64億7,484万1千円であり、前年度対比2.2%の減であります。
  2. 介護保険事業
    予算総額は、歳入歳出それぞれ62億894万2千円であり、前年度対比1.8%の増であります。
  3. 下水道事業
    予算総額は、歳入歳出それぞれ36億9,124万5千円であり、前年度対比15.4%の増であります。
    増額の主な理由は、事業債の借り換えに伴う公債費の増加であります。
  4. 簡易水道事業
    予算総額は、歳入歳出それぞれ9,998万2千円であり、前年度対比88.7%の減であります。
    減額の主な理由は、簡易水道統合事業の進捗による建設改良費の減少であります。
  5. 後期高齢者医療事業
    予算総額は、歳入歳出それぞれ4億7,959万7千円であり、前年度対比8.3%の減であります。
    減額の主な理由は、後期高齢者医療広域連合納付金の減少であります。
  6. 水道事業
    予算総額は、22億6,463万円であり、前年度対比14.8%の増であります。
    増額の主な理由は、村松浄水場施設整備費の増加であります。

第2章 具体的な施策について

1 いきいきの泉 ~笑顔あふれる いきいきのまち~

(1)子どもたちが明るくいきいきとしているまちづくり

 子どもたちが興味をもって学習に取り組み、思考力、判断力、表現力を育む教育を推進するため、小中学校にタブレット端末を配置するとともに、普通教室などにおいてもインターネットに接続できる環境の整備を進めます。
 また、不登校児童・生徒の解消に向けて、一人ひとりのニーズに応じた、きめ細やかな教育を行うとともに、学校に看護師や介助員、学習指導補助員を配置して、特別な支援を必要とする児童・生徒に対する教育の充実に努めます。
 4月1日に開校する村松桜中学校の通学につきましては、遠距離となる生徒に通学バスを運行するとともに、今後も通学路の安全確保に取り組みます。
 小中学校の改修につきましては、村松小学校大規模改造工事、五泉小学校のグラウンド整備を行います。

(2)ともに学び生きがいをもてるまちづくり

 生涯学習の充実では、活動の拠点施設として安心して利用いただけるよう、村松公民館の改修工事を実施するとともに、さくらんど会館の改修工事に係る実施設計に着手します。
 生涯スポーツにつきましては、総合型地域スポーツクラブ「ヴィガ」や関係団体と連携し、子どもから高齢者まで健康で活力に満ちた生活を送れるよう、市民の健康づくりや体力増進に努めます。
 スポーツ施設を活用した交流人口の増加と地域活性化を図るため、引き続き「合宿誘致促進事業」に取り組みす。
 スポーツ施設の環境整備につきましては、総合会館大ホールや駐車場の改修及び中ホール正面階段棟の改築工事に着手するほか、閉校となります山王中学校の体育館を体育施設として活用します。
 また、陸上競技場など市内4カ所の屋外体育施設に屋外型AEDを設置します。
 芸術文化活動の推進としましては、引き続き優れた芸術の鑑賞機会の提供に努めます。
 図書館につきましては、市民の知的好奇心を満たすため、魅力的な図書や各種資料の収集・保存に努めます。また、生涯に渡り本に親しむことができるよう学校等と連携し、子どもの読書活動を推進してまいります。
 文化財の保護と利活用では、発掘調査事業で別所地区圃場整備事業に伴う試掘・確認調査に着手します。

(3)一人ひとりが活躍できるまちづくり

 高齢者の社会参加の推進につきましては、生涯にわたって、いきいきとした生活を送ることができるよう、交流の場の充実に努めるとともに、地域が主体となる高齢者の通いの場づくりを支援します。
 また、今月開所した「いきいきシニアプラザむらまつ」では、介護予防のための趣味の活動などを実施します。
 障がいのある人の自立と社会参加への支援につきましては、障がいのある人が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、障がい福祉に関する関係機関と連携し、支援体制のさらなる充実を図ります。

2 安心の泉 ~信頼あふれる 安心のまち~

(1)安心して子育てができるまちづくり

 「子ども・子育て支援事業計画」に基づき、引き続き地域社会全体で子ども・子育て家庭を支える取り組みを推進します。
 妊産婦の健康管理につきましては、新たに産後1か月の母子健康診査費用を助成し、精神的に不安定になりやすい妊産婦への支援を強化します。
 施設整備では、さくら保育園の給食室等の増築工事を実施するとともに、私立の小規模保育所の新設費用を補助します。
 幼保連携の具体策としましては、子ども・子育て会議におきまして、出生数の状況や幼稚園・保育園の入所率・園児数を踏まえて、教育・保育ニーズ等を見込み、認定こども園の検討を進めます。
 総合戦略の基本目標の1つであります「未来世代を守り育てる」を実現するため「讃多産(サンタさん)プロジェクト」として、安心して妊娠、出産、子育てができるよう施策の強化を続けます。
 具体的な取り組みとしまして、市内4カ所の子育て支援センターのうち1箇所を土曜日の午後と日曜日にも開所し、子育て世帯を支援します。

(2)健康で安心して暮らせるまちづくり

 健康づくりにつきましては、市民自らが自分に合った健康づくりができるよう、ウォーキングロードマップやヘルシーガイドブックの作成と普及啓発に取り組みます。
 疾病予防では、平成28年度にスタートいたしました「胃がんリスク検診」の対象者が施設検診をより受け易くするとともに、重点モデル地区を定めて新たに検診会場を設けます。さらに、啓発活動の強化にも努め、受診率の向上に繋げます。また、成人期の歯周病検診や高齢者の歯科健診を新たに実施し、口腔の健康づくりを推進します。
 自殺予防につきましては、五泉市自殺対策計画の策定に向け、連絡調整会議を設置し、予防活動の強化を図ります。
 食育の推進では、第三次五泉市食育推進計画に基づき、食を通じた健康で豊かな生活の実現に向けて取り組みを進めます。
 高齢者福祉、介護保険の充実としましては、「住み慣れた地域で自分らしく、いきいきと安心して暮らせる五泉市」を目指し、地域包括ケアシステムを構築します。
 介護予防事業につきましては、各種介護予防教室を実施するとともに、市民が主体的に実施する活動についても支援します。
 介護基盤の整備では、第6期介護保険事業計画に基づき、認知症高齢者グループホームを1ヶ所整備します。
 介護保険事業計画につきましては、30年度から32年度を計画期間とする第7期の計画を策定します。
 市民の生命と健康を守る救急医療は、医師会などから協力を得ながら、継続実施に努めます。
 生活困窮者の相談支援では、五泉市くらしの支援センターが専用窓口となり、引き続き生活困窮者に対する支援を実施します。
 国民健康保険制度におきましては、平成30年度から都道府県単位で財政運営が行われますが、本市における平成29年度の国保税の税率は据置きのままで、財政の収支均衡を図ります。
 内臓脂肪型肥満に着目した特定健診では、引き続き無料クーポン券の配付や未受診者を対象とした家庭訪問による受診勧奨により、受診率の向上に繋げてまいります。また、国民健康保険データヘルス計画に沿った生活習慣病重症化予防の保健事業を実施します。

(3)安全な生活環境を守るまちづくり

 本市の環境に関する課題に総合的に取り組むため、新しい環境基本計画を策定するとともに、公共施設にLED照明の導入を検討するなど、地球温暖化対策を進めてまいります。
 水道事業では、安全で安心なおいしい水を安定して供給するため、簡易水道区域の統合事業を進めるとともに、送・配水管の新設や布設替工事、水源施設や浄水場の整備を推進します。
 交通安全につきましては、交通マナー向上の啓発や交通安全施設の整備と併せ、警察署との連携や交通安全協会及び交通安全市民の会などの関係機関と協力を図りながら、一層の対策を進めます。
 防犯におきましては、五泉駅南側に防犯カメラを増設し、さらなる犯罪抑止に努めるとともに、町内会管理の防犯灯につきましても、電気料金と防犯灯のLED化を引き続き支援します。
 消費者トラブルへの対策では、「消費生活センター」におきまして専門の相談員による相談支援を実施し、引き続き被害の防止に努めます。
 冬期間の道路及び歩道の交通につきましては、除雪機械を主体に新潟県及び地域住民と相互連携を図り、安全で効率的な除雪を目指します。
 雪寒地域道路整備では、緑町、赤海1丁目、郷屋川1丁目、横町1丁目地内に消雪パイプを布設するとともに、消雪用井戸を太田2丁目、赤海1丁目地内で掘削します。また、桐林、本堂、仲丁地内の老朽化した消雪パイプを布設替えします。

(4)非常時に充分な対応ができるまちづくり

 消防防災施設等の整備では、老朽化した消防ポンプ車の更新や耐震性防火水槽、消火栓を設置し、消防力を強化するとともに、消防団につきましては小型動力ポンプの更新と消防器具置場等を整備します。
 火災予防対策としましては、住宅用火災警報器の設置促進と維持管理の啓発に努めます。
 救急業務では、救急患者の救命率向上に向け、ドクターヘリの活用を図るとともに、新たに指導救命士と救急救命士各1人を養成します。
 防災意識の高揚と体制の整備につきましては、共助としての地域防災力向上を図るため、自主防災組織の設立時や毎年の活動に対し支援するとともに、国、県による浸水想定の見直しや土砂災害の想定区域が指定されたことに伴いハザードマップを作成します。
 地域防災訓練では、地域の実情にあった災害を想定し、地域住民や児童が参加する訓練を実施します。
 防災施設等の整備におきまして、浸水対策では、五泉地区の老朽化している雨水幹線の長寿命化工事を引き続き進めてまいります。
 災害時の情報伝達としましては、防災行政無線の難聴区域を解消し、災害に強いまちづくりを目指します。

3 ふれあいの泉 ~交流あふれる ふれあい豊かなまち~

(1)青少年を地域ぐるみで育むまちづくり

 家庭における教育力の向上につきましては、家庭教育学級を開催するなどの支援を行います。
 青少年健全育成につきましては、青少年育成センターの相談体制を充実し、悩みを持つ青少年及び保護者等への適切な対応に努めるとともに、非行や問題行動の防止に向け、関係団体の組織強化と活動を支援し、さらに家庭、学校、地域等の連携を強化します。

(2)多様な文化にふれあえるまちづくり

 国際化に向けた環境づくりでは、国際交流推進団体の活動や団体間の連携を支援しながら、国際交流への理解を深めてまいります。

4 活気の泉 ~賑わいあふれる 活気あるまち~

(1)活力ある商工業を育むまちづくり

 商工関係団体が行う事業への支援や住宅建設・リフォーム補助金等を継続するとともに、起業・創業に対する支援により経済の活性化を推進します。
 商業の活性化につきましては、商業団体との連携による地域に根ざした商業活動の活性化と賑わいのある商店街づくりを目指して、ポイントカード事業等の取り組みのほか、まちなか賑わい創造事業の実施や空き店舗等を活用して新たに出店する事業者を支援します。
 工業の活性化につきましても、五泉ニットの地域ブランド化事業をはじめとして、工業製品の全国発信と販路拡大による受注の増加に向けた取り組みを支援します。
 中小企業者の円滑な資金運用と経営安定化を図るため、景気対策特別借換資金の継続や各種制度資金等による金融支援を行ってまいります。

(2)魅力ある農林業を育むまちづくり

 農業を取り巻く情勢は、農業者の高齢化、担い手不足、生産基盤の整備など、多くの課題に直面しております。また、国は30年産から米の生産数量目標の配分を行わず、生産者や集荷団体が需要に応じた生産が行えるようにする生産調整の見直しを決定しております。この米政策転換につきましては、関係機関・団体と連携し取り組んでまいります。
 産学官連携による農業の振興につきましては、農産物の高付加価値化と特産品開発を新潟大学や農家、企業と連携して行う「新大&五泉ブランド化事業」を実施し、新たな地域ブランドとして商品化を目指します。
 農産物の振興では、近年需要が高まっているエゴマ栽培を推進するとともに、特産の里芋「帛乙女」の生産拡大に向け、作業の効率化を図るため「さといも栽培省力化推進事業」を実施します。また、チューリップまつりをはじめ、各種イベントなどを通じて、特産農作物のPRや販売促進活動の充実を図ります。
 担い手対策としましては、平成29年度より新たに農業機械等の導入を支援する「農業経営基盤パワーアップ支援事業」を実施します。また、「五泉で農業やってみ隊支援事業」では、国の地域おこし協力隊事業を活用し、都市部から農業に興味のある隊員の受け入れを進めます。
 良質米生産対策では、深耕栽培を推進するとともに、引き続き農作物共済の品質方式の加入を支援します。
 鳥獣被害の防止対策におきましては、地域と連携を図りながら被害軽減に努めます。
 米の生産調整につきましては、さらなる非主食用米への転換を図るため、飼料用米における多収品種の拡大を推進します。
 農業基盤整備事業としましては、別所の圃場整備に向けた調査・設計費等に対し、引き続き支援します。また、桑山川の下流域における「県営湛水防除事業」の実施に向け取り組みを進めます。
 農業基盤維持管理事業では、「多面的機能支払事業」のさらなる活動組織の拡大に努めます。
 林業についてであります。
 豊かな森林の保全は、本市にとりましても重要な課題であります。しかし、林業を取り巻く情勢は依然として厳しく、森林施業や生産基盤整備を進める必要があることから、間伐や枝打ち、作業道等の維持管理を支援し、森林整備を推進します。
 治山事業につきましては、菅沢、高石などの地すべり危険個所の巡視のほか、水戸野地区の小規模治山工事を実施します。
 また、林道等整備・維持管理事業では、林道大蔵大沢線の排水施設の改良工事を行います。
 保安林(松)保護事業としまして、松くい虫の防除を行うことにより、美しい森林の保全に努めます。

(3)地域の魅力を活かし高めるまちづくり

 観光の振興につきましては、観光協会と連携し、豊かな自然・歴史文化・食・温泉などの観光資源を活かした各種イベントの開催や魅力的な観光ルートの開発、首都圏における物販イベントやPR活動に取り組み、観光誘客の増加を図ります。
 また、新潟市連携中枢都市圏事業や阿賀野川ライン観光協会などとの連携による、新たな広域観光ルートの創出にも積極的に取り組みます。
 さらに、地域資源である桜を活用した「ごせん桜アロマ商品」の開発と事業化を引き続き支援することにより、新たな産業と雇用の創出に加え、誘客効果も高めていきます。
 多様な教育・文化活動の推進と観光と連動した産業振興を目的とした複合施設につきましては、建設に向けた実施設計に取り組みます。
 新たな雇用の創出と拡大を図るため、工場設置奨励制度を活用し、積極的な企業誘致活動を進めます。また、CLT製造工場誘致事業につきましては、引き続き調査・研究を行うとともに、PR用の東屋を建設します。
 縁結び支援事業につきましては、出会い創出イベントを開催するための補助金を増額し、出会いを応援します。
 若者等の定住促進では、新婚世帯や子育て世帯の転入を促すため、新たに「ウェルカムファミリー住まいる応援事業」を実施するとともに、「グランドファミリー住まいる事業」につきましては、制度を拡充し、住宅取得も助成の対象とします。
 また、雇用対策協議会との連携により、成人式などの機会を捉えて企業のPRや情報提供を行い、地元への就職を促進します。
 次世代の地域リーダーの育成としましては、地域が持つ魅力の再発見などをテーマに多世代でワークショップを行う「元気だせごせん 若者ワークショップ事業」を実施し、地域の活性化と交流人口の拡大を図ります。
 Uターン・Iターンの促進としましては、希望者に対する情報提供や相談対応を行う「Uターン・Iターン等促進事業」を新潟市との連携事業として実施します。

5 快適の泉 ~潤いあふれる 快適なまち~

(1)一人ひとりが快適な生活環境を守るまちづくり

 ゴミの減量化とリサイクルの推進につきましては、衣類等の分別回収などを検討するとともに、五泉市公衆衛生協会と連携してごみの研修会の開催や広報紙等でごみの分別、減量、再資源化などの啓発を進めます。
 また、老朽化した一般廃棄物中間処理施設を更新するため、清瀬地区への建設に向けて、住民の皆さまのご理解を得ながら、阿賀野市並びに阿賀町と共同で取り組んでまいります。

(2)誰もが快適に暮らせるまちづくり

 道路整備としまして、市道関係では三本木中野3号線の道路改良を進め、安出船越線と駅前桜橋三本木線を結ぶ幹線道路の早期完成を目指します。このほか、8路線の道路改良整備と川瀬並びに中川新地内の橋梁修繕工事を実施します。
 公共交通機関の利用しやすい環境整備につきましては、「ふれあいバス」と「乗合タクシーさくら号」が市民の足として使いやすい交通機関となるよう取り組んでまいります。
 五泉駅周辺整備では、市道駅南公園線の整備を進めるとともに、五泉中央連絡橋等の整備に着手します。
 空き家等の対策につきましては、所有者に適正管理を働きかけるとともに、実態に即した支援のあり方や空き家等の有効活用について施策を検討します。また、空家等対策協議会を設置し、空家等対策計画を策定します。
 市営住宅の建設につきましては、若者から高齢者までそれぞれの需要に応じた整備を図るため、必要な用地の確保に取り組みます。

6 基本構想・基本計画の実現のために ~市民協働と信頼による自立したまち~

(1)市民と行政による協働のまちづくり

 町内会や市民団体などのコミュニティ組織の活動を支援し、「魅力、活力、解決力」を持った地域づくりに取り組みます。

(2)効率的・効果的に行政経営が行われているまちづくり

 下水道事業におきまして、平成32年4月の地方公営企業法適用に向けた事業に取り組みます。
 行財政改革につきましては、平成28年度から普通交付税の合併算定替による財政支援が段階的に削減されておりますが、それに対応しながらも、財政の健全化と充実した行政サービスを提供する必要があります。
 予算や人材など、限りある資源を最大限に活用した、効率的で質の高い行政運営を行うためにも、行財政改革に引き続き取り組んでまいります。
 市民と行政がそれぞれの役割と責任のもとに、効果的かつ効率的に事業を進めるとともに、持続可能な行財政基盤の確立を目指してまいります。

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最終更新日:2017年11月01日