平成25年度 施政方針及び予算総括説明

第1章 施政方針及び予算の概要について

1 施政方針について

 平成25年第1回五泉市議会定例会におきまして、新年度予算案を御審議いただくに当たり、市政運営に臨む所信を明らかにし、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 さて、平成22年1月に多くの皆様の支えにより、市長に就任してから早くも3年が経過いたしました。この間に、皆様の御理解と御協力のもと、第1次五泉市総合計画に基づき、各種施設の整備、また、新たな制度の創出や事業の拡充など、「五泉に住んでいて良かった。」「五泉に住んでみたい。」と実感できるための取り組みに力を注いできたところであります。
 そして、平成25年度は私の任期も最終年度となります。これまでに築きあげてきたまちづくりの総仕上げとして、これまで以上に的確、かつ、スピード感をもって各業務に鋭意取り組んでまいります。
 平成25年度の市政運営にあたりまして、皆様ご承知のとおり、昨年末に政権が交代し、新しい政府のもとで新たな政策が矢継ぎ早に推し進められております。特に、デフレ脱却に向けた大胆な金融緩和や積極的な公共投資の実現など、経済政策は大きく転換し、本格的な雇用・景気対策を打ち出しております。また、原子力問題を含むエネルギー政策、社会保障と税の一体改革、教育再生や環太平洋戦略的経済連携協定に向けた議論も今後さらに本格化することが見込まれております。このような政治・経済の転換期におきまして、私たち地方自治体は、国が新たに定める方針や政策などのあらゆる情報をいち早く収集し、本市が掲げる政策などとの適性を見極め、本市の発展・繁栄につながる事業に取り入れていく必要があり、このためには、国が発信する様々な情報に敏感に、そして、迅速に対応していくことが大変重要であります。
 本市におきましては、度重なる大規模災害の発生、少子高齢化の進行や人口の減少、市民ニーズの多様化など、直面している重大な課題へ対応するため、『安全・安心なまちづくり』『未来を担う人と健康づくり』『活力と賑わいのまちづくり』の三点を平成25年度の重点施策といたしました。この三点の解決にあたりまして、今何が必要か、そして将来にわたりどうすべきかを的確に捉え、国及び県などと連携を密にしながら、地域の実情に合った様々な事業を積極的に推進していかなければなりません。
 具体的には、まず『安全・安心なまちづくり』につきましては、数々の自然災害を教訓に、これまで被害を最小限に食い止める減災に向けた取り組みを進めているところでありますが、平成25年度はこれに加えて、地域における防災への取り組みにこれまで以上に力を注ぎ、地域で支え合う「共助」につきまして、さらなる支援をしてまいります。
 次に、『未来を担う人と健康づくり』であります。
 将来にわたって、本市が光り輝き続けるためには、心身共に健全で、未来を切り開く勇気と行動力のある人材を育て続けていかなくてはなりません。
 市民の皆様の心身にわたる健康の維持・増進を図るために、必要な情報の提供、活動の場、そして、指導体制の整備に努めてまいります。ほかにも、幼少年期から学習、運動、食教育などの適切な指導と地域活動などによる実体験を積み重ねながら、考えて行動する力を養い、広い視野と豊かな感性を持つ人材を育成してまいります。
 次に、『活力と賑わいのまちづくり』であります。
 地域の基幹産業を支援することにより、誰もが生きがいを持って働くことができる地域づくりを推進し、活力と賑わいのあるまちを目指します。
 そのためには、地域の基幹産業であります農業、商業、工業及び観光と行政が連携を図り、市全体が一体となって地域の産業振興を推進していく必要があります。地域資源を生かし、地産地消の推進、五泉のイメージの定着、新たな商品の開発、そして販路の拡大など、多様な形で本市の産業の活性化を図り、市内外に活力あふれるまち五泉を発信してまいります。

2 予算の概要について

 予算規模でありますが、8会計で415億5,037万1千円となり、前年度対比34億2,646万5千円、9.0%の増であります。
 このうち一般会計は、前年度対比10.9%増の225億5,000万円であります。
 特別会計は、7会計の合計で190億37万1千円となり、前年度に比べ12億1,146万5千円、6.8%の増となりました。

(1)一般会計

  1. 歳入について
     市税は、法人市民税や市たばこ税の増などを勘案して、総額50億464万5千円を見込み、前年度対比1.1%の増であります。
     地方譲与税は、前年度対比6.2%減の2億1,040万1千円、地方消費税交付金は、前年度対比3.2%減の4億7,220万円を見込みました。
     地方交付税は、地方財政計画等を勘案して、総額69億8,270万円を見込み、前年度対比2.1%の増であります。このうち普通交付税は63億3,270万円、特別交付税は6億5,000万円を見込んでおります。
     国庫支出金は、社会福祉費等の負担金、消防費、小中学校費の補助金などで、総額19億477万9千円、前年度対比21.2%の増を見込み、県支出金は、介護基盤緊急整備特別対策事業補助金、緊急雇用創出事業臨時特例基金補助金などで、総額11億9,715万3千円、前年度対比14.8%の増を見込んでおります。
     繰入金は、財政調整基金、減債基金からの繰入金などで、総額2億5,000万3千円であります。
     市債は、五泉小学校改築事業債、五泉中学校改築事業債、防災行政無線整備事業債、消防施設整備事業債、臨時財政対策債などで、総額45億4,599万6千円、前年度対比54.7%の増であります。
  2. 歳出について
     議会費は、議員報酬、視察調査研究事業などで、総額1億9,211万9千円、前年度対比6.4%の増であります。
     総務費は、携帯電話基地局整備事業、スマートインター整備推進事業、市民の国際感覚の育成事業、市税等のコンビニ収納サービス開始に向けた取り組みなどで、総額17億9,730万円、前年度対比4.7%の増であります。
     民生費は、障害福祉サービス費給付事業、高齢者支援事業、放課後児童健全育成施設整備事業、国民健康保険特別会計と介護保険特別会計への繰出金などで、総額68億1,632万1千円、前年度対比9.1%の増であります。
     衛生費は、がん予防事業、健康づくり推進事業、子ども医療費助成事業、メガソーラー発電事業の誘致に取り組む地球温暖化防止事業などで、総額15億2,484万1千円、前年度対比0.6%の増であります。
     労働費は、緊急雇用創出事業、勤労青少年ホームの耐震補強・改修工事などで、1億253万1千円、前年度対比15.6%の増であります。
     農林水産業費は、さといもの日制定事業、地力パワーアップ推進事業補助金などで、総額6億3,819万9千円、前年度対比6.0%の減であります。
     商工費は、住宅リフォーム事業補助金、五泉の木づかい家づくり事業などで、総額11億9,127万1千円、前年度対比17.0%の減であります。
     土木費は、雪寒地域道路整備事業、道路改良事業、橋梁管理事業、除雪事業、五泉駅周辺整備事業、下水道事業特別会計への繰出金などで、総額20億5,908万3千円、前年度対比35.9%の増であります。
     消防費は、消防救急デジタル無線整備工事、ドクターヘリ離着陸場整備工事、自主防災組織づくり支援事業補助金、防災行政無線整備事業などで、総額17億4,973万4千円、前年度対比61.8%の増であります。
     教育費は、学校給食調理業務委託事業、五泉小学校改築事業、五泉中学校改築事業、愛宕中学校炊飯施設整備事業、村松公民館耐震補強工事、図書館駐車場整備工事などで、総額26億573万6千円、前年度対比4.6%の増であります。
     公債費は、総額37億8,786万5千円で前年度対比14.7%の増であります。
     このうち市債償還金元金は35億696万3千円で、この中には借換債分が11億7,789万6千円含まれております。市債償還金利子は2億7,977万6千円であります。

(2)特別会計

  1. 国民健康保険事業
     予算総額は、歳入歳出それぞれ62億521万3千円であり、前年度対比6.5%の増であります。
     増額の主な理由は、療養給付費の伸びによる歳出の大半を占める保険給付費の増加及び後期高齢者支援金や介護納付金の増加によるものであります。
  2. 介護保険事業
     予算総額は、歳入歳出それぞれ54億9,494万4千円であり、前年度対比3.9%の増であります。
     増額の主な理由は、利用者の増加などによって居宅介護サービス等費や施設介護サービス給付費が増え、予算総額の96.3%を占める保険給付費が、前年度対比4.4%増加したことによるものであります。
  3. 下水道事業
     予算総額は、歳入歳出それぞれ38億9,864万6千円であり、前年度対比4.1%の増であります。
     歳入につきましては、下水道使用料、公共下水道事業国庫補助金、市債及び一般会計繰入金など、歳出につきましては、汚水管渠整備事業費、雨水管渠整備事業費及び元利償還金などを計上いたしました。
  4. 簡易水道事業
     予算総額は、歳入歳出それぞれ7億7,440万2千円であり、前年度対比26.7%の増であります。
     増額の主な理由は、簡易水道統合事業に係る中央監視制御装置設置工事の施工や送・配水管布設等工事によるものであります。
  5. 後期高齢者医療事業
     予算総額は、歳入歳出それぞれ4億7,048万4千円であり、前年度対比1.5%の増であります。
     増額の主な理由は、一般管理経費の増加によるものであります。
  6. 水道事業
     予算総額は、21億5,255万4千円であり、前年度対比16.5%の増であります。
     増額の主な理由は、資本的支出で建設改良費の五泉浄水場操作システム更新工事や五泉配水池耐震補強工事の施工及び配水管布設等工事によるものであります。

第2章 具体的な施策について

1 いきいきの泉水(いずみ) ~笑顔あふれ、いきいきと暮らしているまち~

(1)子どもたちが明るくいきいきとしているまちづくり

 教育を取り巻く現状は、「ゆとり教育」が見直されるなど大きく変化しております。このような中、未来を拓く子どもたちがたくましく「生きる力」を育むことのできる教育を推進してまいります。
 学力の向上につきましては、学力向上形成事業に取り組み、教職員の指導力向上に努めてまいります。また、小学校に1名、中学校に2名のALTを配置するとともに、新規事業といたしまして国際理解活動推進事業を実施し、子どもたちの国際感覚の育成に努めます。
 施設面につきましては、五泉小学校と五泉中学校の自校給食施設を含む改築工事に着手いたします。両校とも平成25年度から平成26年度で改築工事を行い、その後、大規模改造工事を実施いたします。愛宕中学校では、自校炊飯設備を整備するための実施設計を行います。また、中学校の普通教室に扇風機を設置するとともに、音楽室に空調を設置し、教育環境の充実に努めてまいります。
 学校給食につきましては、引き続き日本型食文化の伝承と地産地消を推進してまいります。
 給食調理場の民間委託につきましては、給食施設が完成する五泉北中学校においても実施し、歳出の削減と定員の適正化を図ってまいります。

(2)ともに生きがいをもてるまちづくり

 生涯学習の推進につきましては、いつでも、どこでも、誰でも学べ、いきいきと暮らせるまちづくりを目指してまいります。
 生涯学習の施設整備といたしまして、勤労青少年ホームの耐震補強及び改修工事と村松公民館の耐震補強工事を引き続き実施し、安全で使いやすい施設の整備を行ってまいります。
 寺子屋教室につきましては、平成25年度も全小学校区において、週3回実施いたします。
 平成24年度から準備を進めております総合型地域スポーツクラブは、PR教室の開催や会員募集を行い、平成26年度の開設を目指します。
 スポーツ施設につきましては、東公園テニスコートの劣化が進んでいることから、廃止も視野に入れながら、粟島公園テニスコートの増設工事を進めてまいります。この準備として、平成25年度は設計と公園内の樹木の整理を行います。
 このほか、村松野球場のトイレの建て替えを行い、利用者の利便性の向上を図ります。
 図書館につきましては、長年の懸案でありました駐車場不足を解消するため、隣接地を駐車場として整備いたします。
 また、「五泉市子ども読書活動推進計画」のスタートに合わせ、昨年度から実施しております司書派遣を各中学校にも拡大し、子どもの読書活動をさらに推進してまいります。
 文化財の保護・活用につきましては、平成24年度に作成いたしました文化財パンフレットを活用し、研修会などを企画してまいります。
 このほか、県の指定天然記念物「オハツキイチョウ」について、全国で所有する市町村に「オハツキイチョウサミット」開催の意向を調査いたします。

(3)一人ひとりが活躍できるまちづくり

 高齢者の社会参加の推進についてであります。
 本市における高齢化率は、平成25年度中に30%に達する見込みであります。
 全ての高齢者が生涯にわたって生きがいを持ち、いきいきとした生活を送ることができるよう、社会参加ができる交流の場の充実に努めてまいります。
 また、団塊の世代の方々を対象に、県内大学の支援・協力のもと、ニーズ調査を実施し、総合的な取り組みを進めるための計画を策定いたします。
 就労意欲をお持ちの方の活躍の場といたしまして、引き続きシルバー人材センターの活動を支援してまいります。
 障がい者の自立と社会参加への支援についてであります。
 障がいのある人が、住み慣れた地域で、安心して暮らしていけるよう、居宅介護や日常生活用具等の各種サービス給付を実施してまいります。
 障がい者基幹相談支援センターでは、増加する相談業務への対応や関係機関とのネットワーク構築のため、相談支援専門員を増員いたします。
 また、障がいのある人への理解を深めるためのフォーラムを開催し、広く市民へ普及啓発を行ってまいります。
 障がい者虐待防止対策といたしまして、虐待の未然防止や早期発見、迅速な対応を行うため、関係機関等との協力体制の整備や支援体制の強化を図ってまいります。平成25年度は、広報やパンフレットを配布するほか、シンポジウムを開催し、関係機関等への啓発にも努めてまいります。
 障害児通所支援として新たに創設されました放課後等デイサービスの早期実施に向けて、関係団体等との協議を行ってまいります。

2 安心の泉水(いずみ) ~信頼あふれ、安心して暮らしているまち~

(1)安心して子育てができるまちづくり

 平成22年度から取り組んでおります「五泉市次世代育成支援行動計画(後期計画)」に基づき、引き続き子育て支援サービスを充実してまいります。
 具体的な取り組みにつきまして、平成24年度に創設いたしました妊婦通院費助成制度や制度の拡充を行いました子ども医療費助成、妊産婦医療費助成につきましては、引き続き実施してまいります。
 縁結び支援につきましては、男女の出会いを創出するイベントの補助や縁結びのボランティアの育成等を実施いたします。
 ファミリーサポートセンターは、昨年創設した利用助成に加え、ひとり親を対象に新たな利用助成を創設いたします。
 公立保育園の民営化につきましては、「公立保育園民営化基本計画(案)」に基づき、民間への移管準備として、保護者説明会と移管先法人の選定作業等を進めてまいります。
 4月に開園する総合保育園では、土曜1日保育、2ヶ月児からの受け入れ、延長保育、看護師の配置による乳児保育及び障がい児保育の充実、また、併設する子育て支援センターでの一時預かりなど、本市における公立保育園の拠点として、サービスの拡充に努めてまいります。
 学童クラブでは、いずみ学童クラブを五泉小学校に隣接する民有地を買収して新たに整備いたします。
 また、五泉小学校の改築及び勤労青少年ホームの耐震工事に伴う、いずみ学童クラブ、あわしま学童クラブの代替施設につきましては、ひばり保育園を活用する計画であります。
 子どものむし歯対策につきましては、フッ化物を利用したむし歯予防を進めるとともに、フッ化物洗口についても継続して実施いたします。
 母子家庭の経済的自立を目的とした高等技能訓練促進事業につきましては、平成25年度から新たに父子も対象として実施いたします。
 4月に県から権限移譲されます育成医療助成事業及び養育医療助成事業につきましては、適正に実施し、対象者の医療費の軽減を図ります。

(2)健康で安心して暮らせるまちづくり

 医療、福祉に対する関心とニーズが高まる中、地域の実情に応じたきめ細かな取り組みにより、健康で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
 地域での主体的な健康づくり活動につきましては、村松地区におきまして引き続き健康推進委員会の組織づくりに取り組んでまいります。
 内臓脂肪型肥満に着目した特定健診及び特定保健指導は、第2期特定健康診査等実施計画に基づき事業を推進いたします。
 特定健診につきましては、6月からの集団健診や身近な医療機関での個別健診を実施するとともに、引き続き無料クーポン券も配付いたします。
 新たな取り組みといたしまして、特定健診未受診者を対象に、家庭訪問を行い、特定健診の受診勧奨などにより、受診率の向上に繋げてまいります。
 医療費の適正化を図るため、医療費やジェネリック医薬品差額通知の送付も継続いたします。
 健康増進につきましては、五泉市健康体操を創作するとともに、五泉市健康体操タオルを作成し、地域での普及に努め、健康の維持・増進を図ります。
 健康への環境整備では、市民が集う公共施設に自動血圧計、体脂肪計を配置し、健康管理への意識向上を図ります。
 疾病予防につきましては、子宮頸がん、乳がん、大腸がん検診の無料クーポン券による検診事業に引き続き取り組むとともに、女性のためのがん検診を推進するために、無料クーポン券の年齢を拡大し、子宮頸がん検診と乳がん検診を実施いたします。
 自殺対策につきましては、対応職員等の研修会を引き続き実施するとともに、自殺防止の啓発活動を積極的に取り組んでまいります。
 高齢者福祉、介護保険の充実についてであります。
 介護予防事業におきましては、新たなプログラムの導入や事業の展開により、高齢者の健康増進や体力維持に努めます。
 また、生活支援サービスでは、新規事業といたしまして、初期の認知症の人が集う場を開設し、さらにはボランティアの養成や活動を通じて認知症の理解を深め、本人や家族に対する支援の充実を図ります。
 一人暮らし高齢者の見守りにつきましては、生活安全訪問事業の拡充を行い、さまざまな団体等との連携を強化してまいります。
 介護施設整備につきましては、小規模多機能型居宅介護施設、認知症高齢者グループホーム及び小規模特別養護老人ホームをそれぞれ1ヶ所ずつ整備いたします。また、平成26年度に建設予定の小規模特別養護老人ホームの事業者の選定を行います。
 食育の推進についてであります。
 これまでに引き続き食育に関する啓発活動を行うとともに、安全・安心な食材を学校給食や家庭で手軽に使用できるよう、地元農家やJAなどと連携してまいります。また、「第二次五泉市食育推進計画」に基づき、食育を通した健康づくりと、心豊かな生活が送れるまちづくりに取り組んでまいります。

(3)安全な生活環境を守るまちづくり

 地球環境の保全についてであります。
 地球温暖化防止対策を積極的に進めるため、別所工業団地にメガソーラー発電事業の誘致を計画しております。
 また、住宅用太陽光発電システムの設置に対する補助金制度を、引き続き実施してまいります。
 水道事業についてであります。
 安全で安心なおいしい水を、災害時にも安定して供給するため、簡易水道区域の統合事業を含め、送・配水管の新設や布設替工事、また、配水池や送水ポンプ場の建設などを推進してまいります。
 浸水対策事業についてであります。
 村松市街地の浸水被害を軽減するため、雨水幹線の整備を進めてまいります。
 交通安全と防犯の推進についてであります。
 交通事故の防止に向け、交通安全施設の整備や交通マナー向上の啓発と併せ、警察や交通安全協会などと連携し、一層の交通安全対策を推進してまいります。
 また、犯罪がなく安心して生活できるまちを目指して、関係団体との連携の強化、防犯関連情報の提供及び巡回パトロールの実施などにより、犯罪等の抑止に努めてまいります。さらに、集落間の防犯灯の新設や町内会管理の防犯灯の電気料金を負担してまいります。

(4)非常時に十分な対応ができるまちづくり

 消防・救急体制についてであります。
 火災や大規模災害など、様々な事態に迅速かつ的確に対応するため、消防力の強化、消防防災体制の整備を推進してまいります。
 消防施設等の整備では、消防緊急通信指令システムの部分更新と消防救急デジタル無線整備工事を行い、情報伝達力の向上を図ります。また、水槽付き消防ポンプ自動車の更新と小型資機材搬送車を配備するとともに、消火栓や耐震性防火水槽を設置し、火災防御体制の強化を図ってまいります。
 消防団の施設・装備につきましては、小型動力ポンプの更新、消防器具置場等の施設整備を行います。消防団の活性化対策としましては、全国女性消防操法大会などへの出場を通じて、魅力ある消防団づくりに取り組みます。
 火災予防対策では、住宅用火災警報器の設置促進を図るべく、消防団や防火協力団体との一体的活動や広報啓発活動に取り組んでまいります。
 救急業務につきましては、救急隊員の資質向上を図るとともに、新たに救急救命士1名を養成し、質の高い救急サービスを提供することに努めます。
 また、自動体外式除細動器、いわゆるAEDを用いた救命講習会を開催し、誰もが速やかに応急手当を行うことができる環境づくりを進めるとともに、昨年から運航を開始した新潟県ドクターヘリを活用するため、通年使用が可能なヘリポートを整備し、救命率の向上を図ってまいります。
 防災意識の高揚と防災施設整備の推進についてであります。
 減災には、自助として個人の力、共助として地域の力が重要であり、その役割を担う組織づくりを推進してまいります。これにあたっては、防災用の資機材購入などに必要な自主防災組織づくり支援事業補助金を大幅に拡充し、自主防災組織の設立を支援してまいります。
 地域防災訓練では、市民参加型の訓練を計画し、地域の防災力を高める訓練を行います。
 公助といたしましては、二箇年継続事業で整備を進めております防災行政無線により、災害時などに正確な情報を、より迅速に多くの市民に伝えられるシステムを構築して、災害に強いまちづくりを目指します。
 また、平成23年7月の新潟・福島豪雨災害を機に、太田川流域の内水被害の軽減対策として、国に要望しておりました排水機場のポンプの増設が決定し、これにより防災・減災対策が大きく前に進むものと考えております。
 雪害対策の推進についてであります。
 冬期間の道路交通確保につきましては、除雪作業の主体となる道路除雪機械を増車し、除雪体制の整備強化を図ります。また、雪寒地域道路整備では、駅前1丁目、横町1丁目地内に消雪パイプを布設するとともに、消雪用井戸の掘削を3箇所実施いたします。また、老朽化した消雪井戸の堀替えを実施して、冬期間の交通確保に、より一層努めてまいります。

3 ふれあいの泉水(いずみ) ~交流あふれ、ふれあい豊かに暮らしているまち~

 青少年健全育成についてであります。
 青少年健全育成を推進するため、関係団体の組織を強化し、活動を支援してまいります。また、街頭指導を充実し、非行や問題行動の防止に努めるとともに、青少年育成センターにおいて、各種相談活動を行い、悩みを持つ青少年及び保護者等への適切な対応に努めてまいります。
 また、市内の全保育園、幼稚園、小・中学校で家庭教育学級の開催などにより、家庭における教育力向上を支援してまいります。
 国際化に向けた環境整備の推進では、五泉市国際交流協会などの国際交流推進団体が実施する諸外国や外国籍市民との交流事業などを支援してまいります。さらに、国際交流推進団体間の連携や組織の強化を図ります。

4 活気の泉水(いずみ) ~賑わいあふれ、活気がある暮らしをしているまち~

(1)活力ある商工業を育むまちづくり

 本市では地場産業の低迷が続いており、継続して企業活動を行うための金融支援や、イノベーションの促進、製造業の再生・新分野の育成、新たな企業誘致と雇用の確保が重要な課題となっております。
 このような中、雇用対策につきましては、国の緊急雇用対策事業を活用し、雇用の確保に努めてまいります。
 商工業の活性化につきましては、商業基盤施設整備事業として、村松上町商店街のアーケード改修工事を支援してまいります。
 また、まちの駅「は~とふる五泉館」の利用促進に努めるとともに、消費者相談窓口として、市民生活の安心・安全に努めてまいります。
 経済活性化事業につきましても、住宅リフォーム事業を引き続き実施してまいります。
 企業誘致につきましては、五泉市地域産業活性化基本計画に基づく奨励措置のPRなどに努めるとともに、企業訪問を実施したいと考えております。
 また、若者の就業の場を確保するため、市内事業者や市雇用対策協議会と連携を図りながら、本市の雇用開発の促進に努めてまいります。
 金融支援対策につきましては、景気対策特別借換資金を継続してまいります。また、平成25年度は、小規模企業資金の拡充及び信用保証料の100%補給などを実施するとともに、各種融資制度の見直し等により、中小企業者の経営安定化に努めてまいります。

(2)魅力ある農林業を育むまちづくり

 農産物のブランド化と安全で安心な食の推進であります。
 農業を取り巻く情勢は、減反強化、担い手不足、農業者の高齢化など大変厳しい状況に直面しております。
 市内農産物の振興につきましては、特色、持ち味を再認識し、五泉ブランドの確立を目指すとともに、五泉産米の品質向上を図るための支援を積極的に行ってまいります。
 特産品振興でありますが、本市は、里芋の「帛乙女」をはじめとした特産物が数多く生産されております。これらの特産物につきましては、今後も増産と栽培技術の向上を図ってまいります。
 また、複合営農による農業経営の安定化を図るため、戦略作物の作付けを拡大する農業者への支援を継続してまいります。さらにチューリップまつりをはじめ、市内外の各種イベントなどを通じて宣伝普及に努めるとともに、関係団体並びに生産組織と連携しながら、特産物の加工品などの開発と販路の拡大を目指してまいります。
 このほか、今年から「さといもの日」を制定し、まちぐるみで特産農産物を盛り上げる機運を高めるとともに、小中学校等の給食に「さといもメニュー統一日」を設け、地産地消の推進を図ってまいります。
 安定した農業経営と担い手育成の支援についてであります。
 担い手育成につきましては「人・農地プラン」を推進するため、関係機関との連携強化を図り、地域内の合意形成を効率的、効果的に進められるよう推進体制を整備してまいります。併せて認定農業者や新規就農者、女性農業者及び営農組織の支援に努めてまいります。
 良質米生産対策でありますが、近年の品質低下の要因として、地力の低下が大きく影響していると考えられることから、農家の土づくりを支援する地力パワーアップ推進事業に取り組んでまいります。
 鳥獣被害の防止につきましても、国の助成制度を活用して、地域と連携をとりながら、被害軽減を図ってまいります。
 米の生産調整につきましては、平成25年度の転作目標率は45.95%と一段と厳しい配分となっておりますが、米の需給調整と自給力向上に向けた水田利活用に、生産者のご理解をいただけるよう関係機関・団体と連携して推進してまいります。また、転作に取り組む生産組織等の機械導入や園芸作物の生産や販売促進活動、転作推進活動等への助成を継続してまいります。
 農地農村の環境整備であります。
 農業基盤整備事業につきましては、県営事業の「ため池等整備事業(関山地区)」やその他のため池につきましても、県との連携による震災対策のための調査、点検及びハザードマップの作成を実施いたします。
 農地農村の環境整備につきましては、土地改良維持管理事業への支援のほか、農地・水保全管理支払事業対策に引き続き取り組んでまいります。
 林業についてであります。
 豊かな森林の保全は、本市にとっても重要な課題であります。しかし、林業を取り巻く情勢は依然として厳しく、基盤整備や施業支援が必要と考えております。
 森林施業の新植や利用間伐などに対して支援し、優良材の生産を推進してまいります。
 林業生産基盤整備につきましては、森林整備地域活動支援推進事業により作業道の維持管理を継続し、林業生産基盤の維持に支援をいたします。
 治山事業につきましては、菅沢、高石などの地すべり危険箇所の巡視などを実施いたします。
 また、保安林(松)保護事業といたしまして、美しい森林を保全するため、県と連携し、支援に努めてまいります。

(3)地域資源を活用したまちづくり

 春の花シリーズでは、約20万人の観光客の皆さまから、お土産品の購入や食事をしていただくことを目標に、五泉フードブランド戦略推進事業を実施してまいりました。平成25年度はさといも麺、五泉スイーツなどに加え、さらに魅力ある商品づくりや加工品の開発に取り組んでまいります。
 また、五泉の食のブランド化を図るために、「五泉産品を応援する店」認定店制度の普及を図り、農工商市民一体となったまちおこしを目指します。
 平成24年度に再編成された五泉市観光協会と連携し、本市が有する観光資源の活用と首都圏への情報の発信や受け入れ体制の整備・充実を図り、観光誘客数及び交流人口の増加を目指します。

5 快適の泉水(いずみ) ~潤いあふれ、快適に暮らしているまち~

(1)一人ひとりが快適な生活環境を守るまちづくり

 ごみの減量化とリサイクルの推進についてであります。
 ゴミ排出量は、年々減少傾向にありますが、再利用・再資源化を図るリサイクル率は横ばい状態にあります。今後も、公衆衛生協会と連携して、ゴミの分別研修会を開催し、再資源化の定着に努めてまいります。
 また、ゴミ集積箱設置等事業費補助制度を引き続き実施してまいります。
 下水道事業についてであります。
 衛生的で文化的な生活環境の向上と河川等の公共水域の水質改善を図るため、下水道施設の整備を推進してまいります。
 平成25年度は、今泉、荻曽根、寺沢、深沢などで約13ヘクタールの整備を進めてまいります。

(2)快適な都市基盤を利用できるまちづくり

 道路交通環境の整備についてであります。
 市道関係では、安出船越線と駅前桜橋三本木線を結ぶ幹線道路の早期完成を目指してまいります。また、11路線の道路改良整備を進めるとともに、春水橋の新設、中川原橋の修繕工事に着手いたします。
 国県道関係では、新津村松線の本町3丁目地内での交差点改良、国道290号の歩道整備、新潟市とのアクセス道路整備として、磐越自動車道へのスマートインターチェンジ設置に向けて、検討を行ってまいります。
 公共交通についてであります。
 「ふれあいバス」と「乗合タクシーさくら号」の運行を開始して3年目に入り、利用者も順調に増えております。これからも、より使いやすく、多くの方々から利用してもらえる公共交通となるよう取り組んでまいります。
 さらに、五泉駅の利便性の向上を図るため、駅周辺の一体的な環境整備を進めてまいります。

6 基本構想・基本計画の実現のために ~市民協働と信頼による自立したまち~

(1)市民と行政による協働のまちづくり

 男女共同参画の推進についてであります。
 「ごせん男女共同参画推進計画」に基づき、すべての男女の人権が尊重され、かつ、豊かな市民生活とあらゆる分野に参画できる調和のとれたまちづくりの実現を目指します。
 コミュニティ活動の支援についてであります。
 地域の課題は地域が主体的に解決できるよう、コミュニティ組織の活動を支援し、「魅力、活力、解決力」を持った地域づくりを目指します。

(2)効率的・効果的に行政経営が行われているまちづくり

 行財政改革についてであります。
 財政の健全化と充実した行政サービスの実現に向け、単なる支出の削減にとどまることなく、予算や人材などの限りある資源を最大限に活用した、効率的で質の高い行政運営を行うべく、行財政改革に引き続き取り組んでまいります。
 市民と行政がそれぞれの役割と責任のもと、公共の分野を担い支えあっていくことで、地域主権時代にふさわしい持続可能な行財政基盤の確立を目指します。

この記事に関するお問い合わせ先

五泉市役所 総務課

郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-42-5151

メールでのお問い合わせはこちら


最終更新日:2017年11月01日