市長のメッセージ

我がふるさと五泉市

五泉市長 伊藤 勝美

五泉市長伊藤勝美の写真

はじめに

 豊かな自然にはぐくまれた五泉市は、新潟県のほぼ中央、県都新潟市の南東約25キロメートルに位置しています。
 市の東側には阿賀野川、中央に早出川、西側に能代川が流れる肥沃(ひよく)な地域です。また、市の三方は、登山でにぎわう白山や菅名岳(すがなだけ)などの山地、丘陵地に囲まれています。
 本市は、平成18年1月1日に旧五泉市と旧中蒲原郡村松町の1市1町が新設合併し、新生「五泉市」となりました。

五泉が誇る特産品

 五泉といえば織物のまち、ニットのまちといわれるほど、まちを築き、まちとともに成長してきた繊維産業が、農業とともに市の基幹産業となっています。
 その一つ織物工業は、江戸時代に袴地(はかまぢ)「五泉平」(ごせんひら)を織り出したのが始まりです。絹織物に最高の環境といえる豊かな水資源と適度な湿気を利用し、全国で3本の指に入る白生地産地として名をはせました。最近では、洗えるシルク製品を開発するなど、新たな活路を見出しています。
 織物と並んで目覚しい発展を遂げたのがニット産業です。五泉ニットの成り立ちは、戦前からの絹織物、真綿加工、養蚕の時代から、戦後は真綿を撚(よ)ってチョッキをつくるラップ業へと変わり、メリヤス横編み機技術導入と縫製技術が相まって五泉のニット産業が興隆し、日本一のニット産地となりました。
 もう一つの基幹産業の農業は、水が豊富で肥沃な大地から多くの農産物を生み出しています。稲作は、この豊富な水が命であり、良質な五泉郷米の生産は、農業の中心を担っています。
 また、新鮮で味わい深い路地野菜は、県下有数の生産基地として有名です。中でも、さといもは「帛乙女(きぬおとめ)」の名で知られ、きめ細やかな白肌と独特のぬめりで市場の評価も特に高く、消費者から好評を博しています。
 ほかにも、れんこんは地肌の白さと歯ざわりの良さが、キウイフルーツはビタミンの豊富さと糖度の高さが、ねぎは「やわ肌ねぎ」の名で、それぞれ品質の高さが知られています。

彩(いろどり)のまち、春花シリーズ

 繊維産業が基幹産業であることから、「彩のまち」とたとえられますが、近年では、水芭蕉、チューリップ、桜、ぼたんなどの花々が咲き誇るまちとしても有名です。
 3月下旬には、水芭蕉公園で清楚(せいそ)な白い花たちが一足早く春の訪れを告げてくれます。
 4月中旬には、日本さくら名所100選に選ばれた村松公園の3000本の桜が見ごろを迎え、らんまんと咲き乱れる幻想的な風情が見る人を酔わせます。
 4月下旬になると、一面花のじゅうたんとなる巣本(すもと)地区のチューリップも有名で、毎年150万本の色とりどりの花に囲まれて「五泉市チューリップまつり」が行われます。
 5月には東公園内の「ぼたん百種展示園」で120品種、5000株のぼたんが美しさを競い合うように大輪の花を咲かせ、人々の心を弾ませ、上旬に行われる「五泉市花木(かぼく)まつり」には、全国から毎年多くの人が訪れます。このぼたんの生産量と出荷量は、共に国内で1、2位を争うほどで、五泉市が誇る特産品の一つです。

清流のまち

 五泉の名峰「菅名岳」には、樹齢300年余りのブナの原生林が生い茂り、そのふもとのいたるところから清水が湧き出ており、「胴腹(どっぱら)清水」や「吉清水(よしみず)」が特に有名です。
 「胴腹清水」は、その名の通り菅名岳の中腹から清水が湧き出しています。そしてこの水は地酒づくりに利用され、毎年1月に行われる「寒九の水汲(く)み」には、全国各地から数百名もの参加者が集まります。
 「吉清水」は地元では「よしみず(吉水)」と呼ばれており、「良い水だ、良い水だ」と呼ばれていたのが変化して、今日の名前になってきたのだそうです。この水は、湧き出ている近くまで車で行けるため、連日市内外の人でにぎわっています。
 湧き出ているといえば「咲花温泉」です。湯の花が咲いていたところから名付けられたといわれ、湯量豊富で素肌美人の湯としても有名です。また毎年6月の第2金曜日には水中花火大会が行われます。これは水中で花火が半円状に花開き、雄大な阿賀野川の水面を幻想的に彩ります。

「ずっと五泉」を実感できるまちに

国の「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」を踏まえ、本市におきましても、喫緊の課題である人口減少対策に焦点を当て早急に対応するため、これまでの総合戦略に続く「第2次五泉市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略」を策定いたしました。この計画に基づき、市民の皆さまや事業者の皆さまとともに手を携え、知恵を出し合いながら、若者の定着や子育て環境の充実などに取り組み、将来都市像「ごせんで育ち、ごせんが育つ。~みんなで創る にぎわいのまち~」の実現を目指してまいります。

第2次総合戦略のスタートとなる令和2年度につきましては、本市のさらなる成長と発展に不可欠な「まちづくり」「ひとづくり」「しごとづくり」の3つのキーワードを柱としながら、この3つの要素を連動させ一体的に進めることにより、「ずっと住み続けたい」「住んで幸せな五泉」を実感できるよう、皆さまと想いをひとつに、より良い未来に向かって歩みを進めてまいります。

「“まち”づくり」では、(仮称)交流拠点複合施設管理運営事業といたしまして、令和3年秋のオープンに向けて、施設の愛称募集や備品調達を行います。市営住宅につきましては南本町地内に新たに12戸を建設し、東南環状線整備につきましては赤海地内の交差点改良に向けて測量・設計等を行います。また、市民の健康意識を高めるため、健診の受診や健康イベントに参加することでポイントが貯まる、健康ポイントわくわくキャンペーン事業に取り組みます。消費者行政活性化事業では、振り込め詐欺等の被害防止のため、高齢者世帯に対して通話録音機能等を備えた機器の設置費用を助成いたします。防犯対策におきましては、町内会等が行う防犯カメラの設置費用の助成や、全公用車に計画的にドライブレコーダーを配備することにより、防犯に役立ててまいります。

「“ひと”づくり」では、学校と地域の連携を深めるため、全小中学校に「地域学校協働本部」を設置するとともに、コミュニティ・スクールの導入に向けた準備を進めます。また、放課後児童健全育成事業では10か所の学童クラブの運営に加え新たに巣本小学校区に学童クラブを開設し、子育て環境の充実を図ります。広島平和記念式典中学生派遣事業では、派遣人数を8人に増やし、戦争のない平和な未来を築く心を育みます。

「“しごと”づくり」では、園芸作物の生産拡大と環境負荷の低減のため、生分解性マルチの購入費の助成を行う園芸作物振興事業に取り組みます。また、実質的な「人・農地プラン」を策定して取り組む農地の集積化等に対して支援を行い、農地の集積・集約化を図ってまいります。ふるさと応援寄附金事業におきましては、寄附の申し込み受付サイトを追加し、地元特産品の知名度向上と販路拡大をさらに推進いたします

これらの新たな取り組みに加え、既存の事業を拡充・継続することで、市民生活の向上、さらには五泉市に住みたい、行きたいと思う方々の利便性を高めていきたいと考えております。

結びに、四季折々の豊かな自然やおいしい食、そして何よりも五泉市民の温かさに触れてみませんか。ぜひ五泉にお越しください。

この記事に関するお問い合わせ先

五泉市役所 総務課

郵便番号959-1692
新潟県五泉市太田1094番地1
電話番号:0250-43-3911(代表) ファックス:0250-42-5151

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最終更新日:2020年04月08日